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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 魔の刻 この母と子の一途な恋の深遠部には、清冽な母子愛が流れている。たとえそれが禁忌であっても美しいものは美しい。 『魔の刻』の岩下志麻は、『約束』の岸恵子に匹敵するほど美しい。[DVD(邦画)] 10点(2016-05-05 14:51:13)《改行有》 2. 人魚伝説 これが映画だ。 [ブルーレイ(字幕なし「原語」)] 10点(2016-01-01 01:16:02) 3. 転校生(1982) オンナの子の日常って、なかなかタイヘンだなあ。。。。。[映画館(邦画)] 10点(2015-08-03 20:35:25) 4. 魔女の宅急便(1989) ○宮崎駿の『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』という大傑作とは対比的作品であるが、対比的作品であるだけに、これはこれで間違いのない傑作。 ○つまらん話だけど、ジジのコトバが突然わからなくなる現象が議論されている。 ―― 私に言わせればそれは単純明快である。魔女は、子どもの黒猫とはコトバを交わすことが可能であるが、精通した黒猫とはコトバを交わせない。 ○もう一つ、つまらん話だけど、この映画の中でムード音楽ぽく流れる曲は『いつか王子様が』って曲に似てるって思わない?[DVD(邦画)] 10点(2015-06-03 20:55:48) 5. 台風クラブ ○この世には、暴走や狂態では払拭できない鬱屈がある。その鬱屈をいちばん持て余すのは中学生の頃だろう。人生における台風の時代は、過ぎ去ってしまえばすぐに忘れてしまう。この映画は、その時代をまざまざと思い出させてくれる大傑作。全編、アルバート・アイラーの即興演奏が鳴り響いているようだ。○この映画ほど好き嫌いが分かれる映画はないだろう。嫌いな人が冗長と感じる場面も、好きな者は飽くことなく魅入ってしまうのだ。○思春期の頃の痕跡かな?台風が来ると、フリチンで暴風雨の中へ跳びだしたくなる。60歳を過ぎたいまでも。。。。。[映画館(邦画)] 10点(2014-11-03 17:13:25)
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