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コメント数 171
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自己紹介 米国在住の精神科医です。こちらの劇場で洋画を観るのも、ネットで故郷を偲んで邦画を観るのも好きです。

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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  パラサイト 半地下の家族 《ネタバレ》 アメリカで観ました。非常によく作りこまれており、好き嫌いはあれどケチをつけるのはなかなか難しい映画かなと。コメディパートは超ウケていて、案外日本より欧米向けの映画なのかも?とも思いました。 後半ダークな展開になってもあまり嫌な気分にならないのは、どの登場人物も憎めないからでしょうか。エロシーンの間接的な描写は妙にエロかったです。"Those who use subway are stinking"みたいな伏線が長男が地下鉄に乗りながらモールス信号を解読するシーンで回収されていたのも、よく考えて作ってるなあと感心しました。安易なハッピーエンドにしないのも、ironicな映画として良い。万引き家族より1点高い9点で。 【追記】 金持ちが階段を上り貧乏が階段を下りるメタファー、重石が偽りの希望として家族にパラサイトするメタファー、真のパラサイトは貧乏人をexploitする金持ちというメタファーに解説動画を見るまで気づきませんでした。directingもeditingも凄すぎてちょっと言葉にできない。[映画館(字幕)] 9点(2020-02-14 03:03:07)(良:1票) 《改行有》

2.  クレイジー・リッチ! 《ネタバレ》 在米の者です。まず、ホワイトウォッシュされずにアジア系で固めたことを評価したいです。プロットはまあ普通と言えば普通かもしれませんが、台湾系2世のコンスタンスウーを主演に起用したことで、アイデンティティと環境のバランスを取る難しさにリアリティが生まれ、感情移入しやすかったです。本質的な人種差別を無くすためには、ポリティカルコレクトネスよりもスターを生むことの方が効果があると考えており、ショービジネスだけでなく社会全体にとって価値のある作品だと考えています。そしてアジア系以外が見てもちゃんと楽しめるように作っているのが良かったです。[インターネット(字幕)] 9点(2019-09-22 14:42:23)

3.  僕たちは希望という名の列車に乗った 《ネタバレ》 自分の人生にリスクを取ってまで友達の誇りを守ることが果たして出来るか。ジャンルは全然違うけど、スタンドバイミーのようなかけがえのない友情を感じる良品。亡き父の尊厳を守るためにクルトを売らざるを得なかったエリックが「ごめん」と泣きながら謝るところ、西ドイツへ逃げるクルトを最終的には社会主義者の父が握手して逃がすところなど胸熱シーン満載。皆さん西ドイツへ逃げられて良かったですね。禁固10年のエリックはその後どうなったのだろうか。その後の描写があっても良いと思ったけど、西ドイツでの卒業写真1枚だけの描写で終えるのが逆に良かったのかもしれない。めちゃくちゃ面白かった。[映画館(字幕)] 9点(2019-06-03 19:45:59)(良:2票)

4.  ゼロ・グラビティ 《ネタバレ》 まず冒頭の地球の海の描写で2点くらい持っていってる。相変わらず水の色彩だけでなくテクスチャーまで表現することにかけて天才的。無重力に浮かぶサンドラブロックの涙もね(世界で最も美しい顔1位なのに演技も上手い泣)。音響やカメラワークも妥協がない。事実上、登場人物が2人しかいないし(2人とも魅力的)、時間も90分しかないのに、この濃密度はちょっと考えられない。むしろ映画はこれくらいシンプルでいいのかもしれない。自分的には宇宙映画ナンバーワンかな。[インターネット(字幕)] 9点(2019-05-08 13:20:17)

5.  ボヘミアン・ラプソディ 《ネタバレ》 映画館で泣いてしまった。周りの人も泣いていた。どうやって再現したの?というくらい高いレベルで再現されていて(役者さんマジで似すぎで後で確認するまで本人が特殊メイクしたものかと思ってた)、またクイーンに対するリスペクトが終始感じられて良かった。クイーンは高校以来あまり聴いていなかったけど、その素晴らしさを思い出させてくれたことに感謝したい。今やAIDSは死なない病気になったので、フレディがもし生きてたらな~なんて考えながらこのレビューを書きました。[映画館(字幕)] 9点(2018-11-11 17:38:21)(良:1票)

6.  ジュラシック・ワールド 《ネタバレ》 続編を見たので思い出し投稿。掛け値なしに恐竜にワクワクした少年時代を思い出した。リアリティ、展開、"パーク感"、どれをとっても自分にとっては良作だ。 歌舞伎町のTOHOシネマズを出た後でも、ちょっとした街の物音に「どっかから恐竜出てくるんじゃないのか!?」と感じるくらい、気分的には入り込んでいた。本当に楽しい時間だった。元祖へのオマージュというかリスペクトもしっかり感じられて良かった。 映画館で見た場合と、PCで見た場合で別物だと思う。本作は映画館で見るべき作品。[映画館(字幕)] 9点(2018-07-17 01:39:46)《改行有》

7.  君の名前で僕を呼んで 《ネタバレ》 恥ずかしながら、途中まではゲイ映画だと思っていた。女の子大好きボーイの自分には2人の男が惹かれあっていくのが理解できるほどの説得力が感じられなかったし、濃厚な絡みはちょっときつかった。まあ確かにゲイにはたまらんのだろうが。 しかし途中からこれはただのゲイ映画ではなく、もっと深い人間の愛を描いた作品なのだと気づいた。それはゲイもバイもノンケも関係ない、もっと根源的なものだ。息子のBLを知ったうえでやさしく見守ったお父さんの「心は衰える。」「友情以上だ。羨ましい。」などの息子の愛を全肯定する台詞も心に沁みた。最後のエリオの顔だけを映し続けるシーンから、暖炉の木が爆ぜる音のエンディングも素晴らしかった。役者さんは全員本人なんじゃないかというくらい上手かった。[映画館(字幕)] 9点(2018-05-14 23:33:48)《改行有》

8.  スター・ウォーズ/フォースの覚醒 《ネタバレ》 映画館で2回、インターネットで3回程観ました。JJは456の良い部分である手作り感をしっかり残そうとしていて、それがよく分かったのが良かった。過去作へのオマージュも◎。カイロレン全然強くないしむしろヘボい、それ以前にかっこ悪いというツッコミはまあその通り。フィンが何でライトセーバーあんな簡単に使えるのというツッコミは多分エピソード9で答えが出るんじゃないかなあと(それなりの答えじゃないと承知しない)。最後のルーク出て来るシーンのカメラワークといい音楽といい、何回観ても震える。ソロは死んでほしくなかった。個人的には456に全然匹敵する作品だと考えています。[映画館(字幕)] 9点(2017-12-19 23:54:22)

9.  バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 《ネタバレ》 イニャリトゥの作品は解釈がシンプルでないものの方が好きらしく、本作も面白かった。演じる側と批評する側、両方が演技を愛しているのにぶつかるシーンは台詞に体重乗ってるなと思った("You're no actor, you are a celebrity"のとことか)。バットマンを演じたマイケルキートンを使ったのは風刺としてパンチが効いていて良い、と思ったら彼は後にスパイダーマンに出演しているのでもう訳分からん。エドワードノートンは強すぎるので後半控えめにしたのは正解だったと思う。エマストーンは思いのほか印象に残る演技で良かった。[インターネット(字幕)] 8点(2020-02-16 10:58:26)

10.  グリーンブック 《ネタバレ》 飛行機で観ました。ジャズそのものに対する描写が少なく、マイノリティの葛藤や友情にフォーカスを集約したことが逆に良かった(セッションやラ・ラ・ランドのようにならずに済んだ)。自分はアメリカ在住ですがアジア系、移民、アメリカ国籍なしとザ・マイノリティなのでかなり響きました。最後のシーン"Thank you for helping him with the letters"も良かった。 しかしヴィゴモーテンセンが主演してたことに気づきもしなかった。映画館で観てたら9点だったかな。クリスマスにもう一度観たい。[インターネット(字幕)] 8点(2019-06-22 06:31:27)(良:1票) 《改行有》

11.  ALWAYS 三丁目の夕日‘64 《ネタバレ》 自分はアメリカに住んでいるのですが、「銀座フルーツパーラーにデートに誘う」みたいな日本人ならではの日常にすらグッときてしまいました。泣くところが多く嗚咽嗚咽でした。須賀健太さんの涙の演技は上手だとは思いましたが、声と息遣いのせいかあまり刺さりませんでした。彼のせいではなく取って付けたようなセリフに問題があるのかもしれません。前作と比べてクオリティが大きく落ちたとは思いませんが、最後の夕日のシーンは登場人物からそのままカメラを向けてほしかったです。[インターネット(邦画)] 8点(2019-03-10 13:47:25)

12.  エゴン・シーレ 死と乙女 《ネタバレ》 Bunkamuraミュージアムで結構押されてたけどあんまり観られてないんですかね。シーレ、クリムト好きにはたまらん映画。死と乙女のモデルがシーレとミューズだったこと、作品タイトルが変わった経緯などは知らなかった。是非もう一度観たいがストリーミングも含めて手段が無いのが悔しい。[映画館(字幕)] 8点(2019-02-28 14:11:22)

13.  百円の恋 《ネタバレ》 安藤さんがすごいですね。感性で演じている部分もあるけど、少し白目を向く演技や息遣いにしても、観客がどう見てどう感じるか緻密に計算して演じている知性が素晴らしい。感性と知性両方が優れているのが他の女優さんとの大きな差だと思う。だからありきたりでない演技が生まれるし、彼女がやったことが今後の演技のひとつのスタンダードになっていくのだろう。 しかし「男なら~豆腐、女なら~なお豆腐」という豆腐屋の売り文句が頭から離れません。[インターネット(邦画)] 8点(2019-02-20 15:42:34)《改行有》

14.  怒り 《ネタバレ》 妻夫木さんと綾野剛さんの演技が良かったです。森山未來さんは演技としては100点なんでしょうが、多くのサイコパスはあんなにうるさくないのでそこはちょっと微妙でした(当方精神科医)。以前たまたま某女優さんとお話させて頂く機会があったのですが、「役者は殺人犯と喋ったことがないので、殺人犯を演じる時はどうしても想像で、叫んだり大げさな演技になってしまう」と話されていたのを思い出しました。ただ、3人の中で最も衝動性が高かった人間が犯人だったのは現実世界のサイコパスに即しており良いと思いました。 しかしゲイのセックスシーンとか、米兵のレイプシーンとか見ててきつかった。良い映画だけど、2回目は見たくないというアンビバレンツな感情です。[インターネット(邦画)] 8点(2019-02-16 11:35:42)《改行有》

15.  万引き家族 《ネタバレ》 相対的貧困家族の表現としてはやや誇張されています(生活保護の人でももう少しマシな生活をしている)が、概ね良かったです。貧困のどこまでを個人の責任として、どこまでを社会の責任とするこは難しいですね。一緒に行った友人はdisってましたが、細野さんの音楽も良かったと思いますよ。全体を通じて、最近の日本映画にありがちな大雑把な表現はなく、一つ一つのカットがしっかり表現されており、「ちゃんとしてるなあ」と思いながら見ていました。 樹木希林と安藤サクラをはじめとして役者さんが素晴らしかったです。池松壮亮もう少し見たかった。子役のコも今後売れそうですね。でも高良健吾はあんまりだったかな、あんな警察いねーよっていう。本人のせいじゃなく配役の問題かもしれませんが。 一つ引っかかるのは終わり方ですね。敢えて解決しないような宙ぶらりんな終わり方をしてますが、個人的にはあと数カット入れてほしかったです。松岡茉優の行く末を見たかったというのはあります。[映画館(邦画)] 8点(2018-06-03 09:34:06)(良:1票) 《改行有》

16.  この世界の片隅に(2016) 《ネタバレ》 連合国軍が描くWW2は殺戮を正当化しているものが多く吐き気がするけど、本作は今まで観た戦争映画の中で一番(というかほぼ唯一)面白かった。どんな戦争でも一般人の殺戮を正当化したらいけんよ。Fルーズベルトやトルーマンがアメリカ史上でも偉大な大統領とされてる風潮、俺は反対し続けるぞ。キャラクターの一人一人が愛らしかったし(作画が良いからか)、のんの声優は上手だった。[インターネット(邦画)] 8点(2018-05-10 09:59:27)

17.  ミッドナイト・イン・パリ 《ネタバレ》 ウディ・アレンのパリへの愛がわんさか伝わってくる。パリ好きな表現者って本当にパリ至上主義ですよね。序盤の展開が遅くて退屈なのでマイナス2点。中盤以降は最高。ロートレックやピカソに夢でも会えたらハッピーだろうなあ。[インターネット(字幕)] 8点(2018-05-10 09:55:03)

18.  インセプション 《ネタバレ》 素直に面白かった。ディカプリオは名優。夢の中の夢という発想は面白い。冷静に考えて夢と現実の時間軸が違いすぎるという設定はどうかと思うが、SFだからいいか。[インターネット(字幕)] 8点(2018-05-10 09:50:54)

19.  ゴースト・イン・ザ・シェル 《ネタバレ》 評価低いですね笑 原作で難しかったことが比較的分かり易く表現されていて、僕は良いと思ったのですが、このポイントに関して逆の評価をされてる方もいらっしゃるようですね。ここは賛否両論あるでしょう。実写化するのは相当難しい類の作品だと思うので、よく頑張った方ではないでしょうか。キャラ映画感はありましたがたけしはかっこよかったです。[映画館(字幕)] 8点(2017-05-06 21:34:09)(良:2票)

20.  沈黙 ーサイレンスー(2016) 《ネタバレ》 まず、驚いた点として、音楽がほぼないと言ってよいこと。映像の力が弱いシーンには何かしらのBGMが入ってくるのかなと思ってみてましたが、そこも沈黙。にも関わらず、長時間に渡って、飽きることなく画面に吸い込まれました。見せ方がとても上手いと思います。また、和洋どちらの肩を持つでもなく、淡々と叙事詩のようにストーリーを描いているところも魅力と思いました。そして最後の最後まで主人公の胸の内は分からない。良い映画かは分かりませんが、ものすごく惹き付ける映画であることは確かだと思います。[映画館(字幕)] 8点(2017-02-13 23:30:10)(良:1票)

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