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プロフィール |
コメント数 |
20 |
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自己紹介 |
私の名前はゑぎ。西部劇のファンです。 |
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1. キートンの蒸気船
《ネタバレ》 恐ろしい風の映画。
風が吹くまでは、正直とても退屈だった。 風が吹いてからは圧倒的な映像の、演出の力を感じる。まさに奇跡的。[映画館(字幕)] 8点(2017-03-28 06:07:58)《改行有》
2. キートンの大列車追跡
《ネタバレ》 巻頭とラストの叙情的なシーンを除くと、大ざっぱに言って、この映画は前半 の将軍号奪還の追跡劇と後半の奪還後の追跡劇(逃走劇)に分けられると思うのだ が、なんと言っても前半のアクションシーンは誰にも超えられない傑出した演技・ 演出だ。
もの凄いコメディのそしてアクションのアイデアが詰まっている。
キー トンの生身のアクションの素晴らしさは言わずもがなだが、提示された小道具な り所作なりが全て伏線として画面で回収されていく、この快感!それがまた縦の 構図で演出されているのだから、どれだけ撮影で苦労したことか。
コメディのそしてアクションの大傑作。こういう映画を大傑作と言うのですよ。[映画館(字幕)] 10点(2017-03-28 06:03:13)《改行有》
3. パンドラの箱(1929)
《ネタバレ》 これもサイレント映画の到達点と云いたくなる素晴らしさだ。
聖悪併せ持ったイコンとしてのルイーズ・ブルックスはもう映画の神の計らいとしか思えない。のみならず、全編力のこもった画面の連続であり、アップカットの挿入も適切だし、こゝぞという際のトラック移動のカット(2箇所ぐらいしかない)も実に見事。ラスト近くのナイフの表現も神懸っている。[映画館(字幕)] 10点(2017-03-28 05:57:52)《改行有》
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