|
1. 十二人の怒れる男(1957)
《ネタバレ》 昔に一度見たけど内容をほとんど忘れてしまい、
ちょうど"某熱帯雨林"のサブスク枠で登場したので改めて。
日本で三谷幸喜がパロディを作るほどの名作だけど、
改めて観ても非常によくできてる。
事件の内容が、あまり"説明パート感"を出さず、
話の中で自然に明らかになっていくのが、非常にうまい。
最後、決して被告人が罪を犯していないことを立証できたわけではないけれど、
"疑わしきは罰せず"という原則を分かりやすく作品に落とし込んでいた。
登場人物がいい意味でも悪い意味でも"人間らしく"、
誰が観ても楽しめる仕上がりになっているのではないか。
古い作品ですが、観たことがない方は、
一度観ておいて損はない映画と思う。[インターネット(字幕)] 9点(2024-03-10 09:50:41)《改行有》
2. 眼下の敵
《ネタバレ》 終盤こそ程よい緊張感はあったものの、全体的な展開が単調な印象をもった。
頭脳戦を繰り広げる艦長が共に有能なのは良かった。
今まで観て来た戦争映画があまりに「残酷」なものが多かったので、
この作品には、ちょっと拍子抜けと言うべきか・・・新鮮な印象を受けた。
お互いの艦が沈んだらノーサイドで助け合うというのは、
スポーツマンシップに則っているようだったが、実際の戦争もこんな感じだったんだろうか。[DVD(字幕)] 6点(2021-12-01 20:55:25)《改行有》
|