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1. ニュー・シネマ・パラダイス
《ネタバレ》 これは名作だと自信を持って言えます。
娯楽が少ない時代背景の中、映画がこれだけ人々に活力と幸せを与えているのを観ると、果たして満ち足りた現代が本当に幸せなのか、そう思える程出てくる人々が魅力的です。映画館で知り合った二人が恋に落ち、やがて結ばれて新しい命を繋いでいく、主人公の男の子は生涯の友と出会う、人々は映画に一喜一憂する、素晴らしい名シーンの連続です。
最後のキスシーンを集めたところはあまりの美しさに本気で号泣しました。
この先も何度も観たいと思います。[DVD(字幕)] 10点(2019-01-06 05:43:50)《改行有》
2. 赤い風船
《ネタバレ》 あれだけ短い時間と少ないセリフだけで、こんなにも素晴らしい映画が作れるのかと、ただただ脱帽です。
風船の鮮やかな差し色、美しい街並みに、シンプルなストーリー。作り手が意識したであろうポイントが見事にハマり、後世に残る名作が誕生しました。映画も見た目は大事ですね。
家の陰に隠れてみたり、青い風船に恋してみたり、時々寂しそうにしてみたりする赤い風船にすっかり感情移入してしまいました。それだけに、徐々に萎んでいき最後に潰れてしまうシーンは衝撃的で、ラスト男の子が風船たちと共に飛んでいくシーンは「それでいいのかい、君は?」って思っちゃいました。赤い風船が後から追いかけて飛んできてくれたら自分の中では10点満点だったのですが。[DVD(字幕)] 9点(2019-01-06 04:59:52)《改行有》
3. ショーシャンクの空に
《ネタバレ》 かなり前に一度観ましたが、会社で勧められ改めて観賞。
そこまでに至る伏線は、???的な部分はあったにせよ、ラストは葛藤の末生きることを選んだモーガン・フリーマン演じるレッドに少しウルウル。
自分がこの映画を勧められた理由をよく考えてみましたが、キーワードは「希望とリーダーシップ」なのかなと。
無実の罪で投獄され劣悪な環境に置かれながらも、そこで状況を変えるべく自ら様々なことに取り組み、周りに希望を与えて味方に付けていく行動力、望むものを手に入れるために必要なしたたかさ、そういうものを学べということだったのかなと解釈しました。
それにしても主演の二人は深みのある渋い演技で惚れ惚れします。
見直して良かったです。[DVD(字幕)] 8点(2019-01-06 04:16:03)《改行有》
4. この世界の片隅に(2016)
《ネタバレ》 話題になっていたので、どんなものかよく知らないまま2016年の暮れに妻と映画館で観賞。
正直伏線というものに鈍感な私は一度で気付かなかったことが多く、二週間後にもう一度一人で観賞。
人生を折り返したであろう40代半ばにして、初めて映画を一人で観に行った記念すべき映画であります。
何故か懐かしく感じてしまう、不思議な映画でした。
戦争とはすっかり無縁になってしまった現代の日本ですが、わずか70数年前にはこんなにも悲惨な戦争があり、
そんな中でも笑顔を絶やさず命を繋げていこうとする人々の姿が印象的でした。
人々の生活を中心に描いてるが故に、暴力的なシーンが少ないにも関わらず、戦争の悲惨さや当時を生き抜いた
人々の想いがリアルに表現されています。
また新たな発見を期待して、いつか観賞したいと思います。[映画館(邦画)] 9点(2019-01-06 03:31:38)《改行有》
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