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プロフィール
コメント数 89
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自己紹介 ここに限らず、よく「見る回数」に2回以上だとすごく見ているみたいに書いている人がいますが、気に入ったものであればレンタルでも二回、購入したものであればそこそこ気に入れば10回は見るのでたかだか2回以上で、すごく見た、すごく名作と言う神経がわかりません。
個々人の感性の違いなのでとやかく言うつもりはあまりないですが、2、3回でまるでものすごい回数見たかのように言うのは違和感を感じます。

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  第9地区 《ネタバレ》 今までレビューしてなかったのか、驚き。 んー、南アフリカだからとか人種差別とか関係ないと監督は言ってたと思うけど、 確実に南アフリカ出身でなければこの映画は撮れなかったでしょう、と。 設定は前半見ればわかりますが、宇宙船が南アフリカ・ヨハネスブルク上空に現れるが いつまで経っても宇宙人は出てこない、しびれを切らした地球人は宇宙船に入ってみることに。 すると、なんということでしょう、宇宙人たちは餓死寸前だったのです。 支配する賢い側が死に絶え、奴隷(エイリアン)だけが残っていた状況。 以後、ヨハネスブルクの一区画に宇宙人を押し込めて生活させていました。 そして、主人公、むなくそ悪い性格のエイリアン対策課職員のヴィカスは 第9地区で立ち退きの交渉を行っている際にエイリアンが持っていた液体を浴びてしまう。 以後、体に変化はあるわ、さらに地球人側から狙われるわという状態。 最終的には液体を作っていた紳士的エイリアン、クリストファーと共に宇宙船を動かそうということに、 というのが物語のあらすじ。 ネタバレありありで書きますと、最終的にヴィカスはエイリアンと全く同じ見た目になりますし、 宇宙船は「3年後に戻る」と言い残して飛び立ってしまった状態。 ザ・フライにも通じるというかザ・フライまんまと言っていい「変身もの」と ヨハネスブルクという歴史的状況、 なぜか宇宙船がニューヨークやペキンやヨーロッパや日本ではなくヨハネスブルクに来るという面白さ、 ちょっと冗長だがめくらましには最適のアクションシーン、 恐らく南アフリカの日常を切り取った、ザコエイリアンの性格の悪さ、地球人の性格の悪さなど パーツパーツはどこかで見たことがあってもその組み合わせが非常に美しいです。 ゴリゴリのハードSFに南アフリカ政治情勢、いかにもハリウッド的要素、妻への愛、3年待つという切なさ、 この内容を奇跡のバランスで描いてます。 この映画の前に作られたプロット的動画が、多分Youtubeなどで見られると思います。 南アフリカ上空に宇宙船が来た、という数分程度の内容だったと思うが、 この作品を面白いと思ったらぜひそちらもチェックしてみてください。 この数分からこの映画までよく広げたなぁと思わせる。 で、次回作の「エリジウム」は敬意を表して予約買いしたがつまらなかった。 その次に「チャッピー」という作品があって、それはエリジウムよりはやや高評価のようだから サブスクであとで見ることにします。[ブルーレイ(字幕)] 9点(2022-10-15 00:59:36)《改行有》

2.  千と千尋の神隠し 《ネタバレ》 80年代の作品を除くと、90年代以降で一番面白いパヤオ作品。 とはいえ、話は細切れで断片過ぎてそれぞれがあまり有機的に働いてるとは思えない。 が、この作品の一番の面白い点は、見た人の感想が全然違うってことだ。 例えばナウシカやラピュタやトトロや魔女宅や紅豚やもののけだと、 そうそう人の感想って変わらないんですよ。 好き嫌い面白いつまらないはあるにしても、視点がそうそう変わらない。 だが、この作品はその人の状況に応じて見える景色や印象が変わる。 具体的に言えば、ジェットコースターだ、就職もの、風俗もの、といった具合に 色々な要素を詰め込んだがゆえに感想もだいぶ変わる。 まぁパヤオ話でいつも言ってる、前半と後半(パヤオは映画を作るときに前半しか考えてない) は一応健在で、カオナシがおとなしくなってからぜにーばのところへ行くまでは 完全に銀河鉄道の夜だし、もうやりたい放題である。 自分はこのシーンが非常に好き。 もういろんな意味で無理だろうが、パヤオには銀河鉄道の夜アニメを作ってほしいところ。 玉虫色とはちょっと違うけど、その人の状況で見えるものが変わるってのが非常に面白く、 単に物語としててんでまとまってないのにそれがいいという不思議な作品。 尚、最後親がどれか、ってのは、あれはすぐわかりましたよ。 「なんでか」って説明も要らないんですよ。 たかだか数日なのに千尋は成長したんです。 そして、最後のシーンで好きなのが、親の車に乗ったあたりで髪飾りが光るシーン。 あれで、神隠しに遭ってた出来事は全部事実、リアルであったと示してる。 千尋の妄想ではないと明記して強調してるのが好き。[ブルーレイ(邦画)] 9点(2022-09-11 23:26:54)《改行有》

3.  サマーウォーズ 《ネタバレ》 基本は「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!」のあらすじを大筋なぞっている。 ただデジモンが40分だったのに対して本作品は115分となっているため、先輩への淡い恋、旧家への数日の旅行(上田という土地)、Ozというシステム、祖母と義理の子の関係、Ozの制作者、キングカズマ、裏本編とも言うべき高校野球などなど様々な要素が入っている。 Ozのような脆弱な仕組みがー、というが、サイエンスフィクションでもなくただの娯楽映画なのでこれくらい極端でいいのである。 このくらい極端なシステムにした場合のほうがあらゆるものを繋いでしまった後のリスクをわかりやすく体感できるのでそこを突っ込むのはナンセンスだ。 そこは製作者も十分わかっていて作ったはずなのだから。 それと一日一日の変化もまた劇的であり、非常に面白い。 一日目は先輩に頼まれるがままに先輩の親の実家に一緒に帰省。 次の日の明け方、謎のメールに返信することでアカウントを乗っ取られる。 それによりその朝にはニュースでOzの混乱を起こしたのは自分であると報じられる。 という形で半日、一日ごとの経過が非常に素晴らしい。 宮崎駿は知っている人は知っていると思うが、結末を最後まで作らずに書くし、その作り方が一番顕著なのはラピュタで、あれは普通に見ていればわかるがラピュタ到着後はかなり毛色が変わる、つまりその後を考えてなかったのでつぎはぎ的な印象を与える。 多少の整合性がなかったとしても、この作品にはそういうものがない。 とりあえず粗筋を予め決めてから作っている、というのがわかるため、見ていて非常に面白いし、特に野球と上田での現実のシンクロ具合は見ていて最高に面白い。 尚、その後の細田作品は先細りではないがどんどん脚本が荒く適当になっていってしまって残念である。 声優はできればうまい人のほうがいいし、作画もきれいに越したことはないが、何より脚本がつまらないのでは意味がない、と思える。 数年前だとポストパヤオは細田さんと言われていただろうが今は確実に新海さんであろう。 少なくとも「おおかみこども」や「バケモノ」や「ミライ」では次期パヤオには絶対なれない。 でも正直、新海氏はもっとミニマムに動くべき人だと思うので、ケモナーに走らず話を一般人向けに面白く展開してくれるのは細田さんだと信じています。 あー、この作品で一番ワクテカするシーンは、婆さんの死後男たちが力を集めて大学に納入するPC(スパコン?)を家にぶちこんで電力は船から取って冷却は氷の柱で行って、画面もハイビジョンブラウン管を使う、回線も自衛隊のミリ波回線を拝借、といったあの場面ですね。 ああいう、大人たちがそれぞれOzでの格闘のために本気を出してくれるシーンってのはやっぱり見てて爽快だし、「男っていつまでもバカだなぁ」と思わせる良シーン。 多分、最近放送してたとは思いますが、テレビでは見ないのでわかりませんがノーカットでもなければ削られるシーンも多いため、見るならオンデマンドやレンタルBDで見ることをおすすめします。 Ozの設定が緩いと言ってる人がいますが、このくらい緩くないと物語は作れないよ! こまけーこたいいんだよ! それより敵のアバターが最後二人になるが、あれは敵当人と主人公のアバターだろうな、と。 ここからは「知ってる人が見てたら少しくすりとできる」話。 その辺に似たようなまとめがあるかも。 まず、携帯は全てドコモのものです、どのメーカーのどの機種かも特定できるレベル。 唯一出てくるiPhoneは海外用にソフトバンクSIMを入れて利用してるのでしょう。 ドコモSIMでも利用できないことはない時期でしたがドコモでiPhoneが出てない時期ではSBのSIM入れるのが普通でしょう。 あと、これは割と見ててわかる人が多いと思いますが、ゲーム機はDSです。 PSPが一台もないのが実に不思議。 ソニーが嫌いなのかといえばHDブラウン管はソニーです。 スパコンの見た目はNECのもの、200テラフロップスは今の技術でぎりぎり普通レベル、当時はあの大きさじゃ無理。 100Gbpsはいまだに実現できてない数字。 まぁ、こういう現実と妄想の狭間あたりが面白いんでしょうね。 追記 衛星を自分ちに落とさなければどこでもいいのか、という発言がありますが、 あれ、落ちた先は陣之内家の私有地でしょう。 なので、私有地で温泉湧いてまた儲かる、ではないけれど、 家は壊れてもそのもとは取ったというエンドだと思いますよ。[ブルーレイ(邦画)] 9点(2021-07-16 23:10:31)(良:1票) 《改行有》

4.  銀河鉄道の夜 I carry a ticket of eternity(2006) 《ネタバレ》 二度目?の0点。 もうね、「映画」という域を優に超えてる。 ほら、ドラゴンボールの映画とか、ワンピースとかの映画がつまらなくても誰も文句言わないじゃないですか。 尺が一時間とかで、話も戦闘が30分で敵が強すぎるのになんか最後あっけなく倒したりのワンパタで、 でも、あれよりもこっちの映画のほうがすげーんだぞ、おらわくわくすっぞ! まぁ、うろ覚えで「カムパネルラ=女性」だと思ってたんですが、 ジョバンニが女性、中学生くらいで、カムパネルラが小学校中学年くらいの男子。 もうそこが違和感。 まだ、年齢差も逆なら、性別も逆ならありだったかもしれない。 ほら、カムパネルラって年上っぽい感じだし、秘密主義なのも女の子として見ればまだ。。。 はい、もう、キャストの時点で崩壊してます。 さらには現代です。ヒュンダイじゃないです、誰もこんなつまらないこと言いたくないです。 しかも私の駄洒落よりつまらない「映画」がこの世にはあります。 そうそう、尺が60分ってのも説明するにはなんだねーって話でしたが、 この映画はその60分が苦痛でしかないので異様に長く感じます。 谷村美月という人のPVの話に銀河鉄道成分が入ってるだけだ、と何度も念じてようやく終わります。 千と千尋の列車のシーンを「銀河鉄道の夜のパクリやろ」とか言ってた頃が懐かしく感じます。 映像作家を目指す人は一度これを見たほうがいい。 どこをどういじってもこれよりはましにはなるが、ある意味すごく勉強になる。 あと、アルファベットの部分が長くてエウレカセブンの「I can fly」(短い)にしか見えない。[DVD(邦画)] 0点(2020-01-14 09:09:51)《改行有》

5.  時をかける少女(2006) 《ネタバレ》 良作だとは思うがそこまで好きになれない。 本当は他の細田作品をレビューしようとしたら、サマウォ9点、おおかみ7点、ミライ4点(主人公の声変えれば6点)、バケモノ3点でレビューしてあって それのどれかに サマウォ>>>時かけ>おおかみ>>>ミライ>>>バケモノ と書いていて、めちゃめちゃ自分ってブレないなぁと思った次第。 ただ一つ訂正、時かけよりおおかみのほうが好きです。 一般的に時かけのほうが好かれるでしょうが時かけは5回くらいしか見てない、おおかみは20回くらい見てます。 ちなみにサマウォは50回くらいかな。 好きの基準はいろいろですし見るのは一度だけでもそれはいいんですが、三回くらい見て「たくさん見た」と言うのはやめましょう。 劇場で何度も見ていい時代に同じ作品を朝から晩まで4回見たことありますよ。 とどうしても細田作品だと全然関係ない話をしたがってしまうが、話はいい。 男の友人二人との友情。 タイムリープというSF要素。 悪くはないんだが、致命的ポイントになる踏切、あれがどうにも多分好きになれない。 自分なら救えるはずの救えないもの、という描写はわかるがどうにもね。 でも、「彼」が「来た」理由も好きだし、それがどんなものでもそれはどうでもいいのだ。 それは彼の問題であって我々の問題ではない。 例えばサマーウォーズのエンディング曲は不評が多いが、細田は山下達郎ありきであの作品を作ってるはず。 つまり彼の見たかったものが仮に山下の歌だったとしたらお前らは「え? そんなもの?」となるんだろう。 そうじゃないんだよ、お前にとって大切なものと俺にとって大切なものは違うし、 みんなちがってみんないい である。って、本当に本編の内容を何も語ってない気がするが、とにかくおおかみよりは下の7点でお願いしまーーーーす!!!![DVD(邦画)] 7点(2019-11-29 13:46:06)《改行有》

6.  月に囚われた男 《ネタバレ》 2009年の映画を全部見たわけではないが、これよりは第9地区のほうが上だと思ってはしまうが、 それでも第二位にはこの作品は来るだろう。 また、第9地区が低予算(今見たらMOONの6倍)とはいえ、CGバリバリだったのに対して、これのCGはオープニングのテロップ表示など ごくごく小さな部分に抑えられている。 つまり超超低予算の本格SFというわけだ。 SFはリアリティを出すために金をかけねばならんが、これは月の密室であるという舞台、 また月を走る車をラジコンにする(これはこれで重力の軽い月ではリアリティがある)など工夫が見られる。 何より、登場人物が少ない。 メインは主人公、あとロボット、その他いくつかのナレーションの声や家族の声、これのみである。 最初のプロモーションビデオや家族のビデオを除いて主人公以外に動いてるキャラはいない。 いや、人物の人数と面白さは関係ないのは当然で、最低二人いればいい、いや一人でもいいはず。 この作品はロボットと「主人公」の「二人」だけしか出てこない。 その中でこれだけの話が作れるのである。 なんだかネタバレなしレビューっぽくなるが、 状況としては月にあるヘリウム3の採掘に成功した会社が、 人を一人送り込んでヘリウム3を採掘させる、退屈させない、不自由させないためにロボットを置く、というもの。 SFファンにとってヘリウム3はメタンハイドレート以上に夢の気体であることはわかるはず。 簡単にいえばヘリウム3かメタンが自由に取り出せれば石油社会は終了するってことです。 そんな重大ながらも孤独な仕事に疲れている彼はある日休憩所から採掘所まで行く間に事故を起こし怪我をし、、、 という話。ここからネタバレ。 要するに彼はコピー、「主人公」が死ねば次の同じ人間が同じ記憶でまたはじめる繰り返しを 主人公のオリジナルの人間が会社と契約を交わした。 この映画の「主人公」が何代目かはわからないが、少なくとも彼のコピーは何十体も仕舞われていたし、 ビデオでは3歳くらいに見える娘は少なくとも成人はしているだろう。 20年として「主人公」一体の契約が最大3年として7代目ソウルブラザーズ以上であることは間違いない。 というところが途中経過。 そこから怪我をした「主人公」と「次の主人公」二人のバディものになっていく。 さらにはいかにもそんなことをしたらこちらを攻撃してきそうなロボットはロボット三原則に忠実なのかこちらの良き理解者になるのもものすごくいい。 話は最後、ニュースのナレーションだけで終わるが、それだけで何が起きたかわかるし、 オリジナルが今何歳でどういう状況かとか、「主人公」が地球でどんな扱われ方をされるか、とか そんな内容ははっきりいってヤボすぎるだろってもんで、書いててめちゃめちゃ傑作だよこれと思ったが それでも第9地区と比べると第9地区のほうが上であちらが9点か10点なのでこれは8点。 9点あげてもいい8点と思ってください。 あと日本語タイトルは「月に囚われた男」、原題は「MOON」。 英語を少したしなんでるんでMOONも悪くはないですが、いかにもやぼったい古き良きSF的タイトルのこれは好きです。[DVD(吹替)] 8点(2019-11-29 13:15:46)《改行有》

7.  殯の森 《ネタバレ》 検索すると2007年5月に上映前にBSで放送とあるのでたぶんそのタイミングで見ている。 痴呆症の男性とそれに振り回される女性、といっても長いスパンではなく実質約半日くらいの話。 この話は当時見た自分にはすとんと落ちるものがあって、なんてすごい傑作だとも思った。 と同時に、これは絶対万人受けしないとも。 なので本来であれば厳密に言えば8点前後の点数かもしれないところを敢えて10点にする。 後世の、と言っても初出から10年以上経ってるからなんなんですが、これを見ない可能性のある誰かが見てくれるように。 そして、たぶんこれは10人のうち一人にもかすらない可能性があるというか実際にそうであろう。 ただ、ただ単純に「学生が作ったの?」とか言ってほしくはないかなぁと。 「自分には合わないね」程度で留めてほしい。 何よりこの映画を見たときに思ったのが 「この脚本書いてる女(性別などは名前等見なくてもわかる)は絶対仲良くなりたくない」 だったが、現にその後テレビでこの脚本兼監督を見るにつけ、ああやっぱりクソ女だったなと。 もしかするとそういうのが滲み出て、ほとんどの人には合わないのかもと。 ただ、クソ人間であることとクソ作品を生み出すかどうかは別問題! ということだけは言いたい。 いや、クソ人間がそのタイミングでクソ作品を生み出すか傑作を生みだすかはまた別、って話か。 もしくは私個人においても同じ作品であってもタイミングによって良く思ったり悪く思ったりする、とも。[CS・衛星(邦画)] 10点(2019-08-21 03:19:23)《改行有》

8.  サマータイムマシン・ブルース 《ネタバレ》 「面白そう」なのに「面白くない」、一体この感覚はなんだろうと視聴後に調べてわかりました。 これ、よくある「失敗した演劇作品の映画化」なんですね。 多分、演劇としてはものすごく面白い作品なのに映画化される際にその部分がスポイルされて 結果として面白そうなのに面白くないという、かゆいところに手が届かないみたいな感じになっているのかと。 あと最初のほうが徹底的に初見殺しなのも気になりました。 二度見ることを強要するみたいなのが気持ち悪い。 タイムループ、リープものってのは「もう一度見たい」と勝手に思えば勝利であって 「もう一度見て確認しろ」と強要するものではないかと。 あと、これは演劇を引きずってるのかもしれませんが、キャラが変に濃いのが多い。 いちいちくどくて作品に入っていけないというのはやはり失敗になるんじゃないですかね。 それで入っていけたという人にはいい感じなんでしょうけれども。 単純に一言で言えば、別監督だったらもっと面白くなっただろうなと思わせる失敗作。[DVD(邦画)] 6点(2019-06-12 23:17:08)《改行有》

9.  涼宮ハルヒの消失 《ネタバレ》 アニメやドラマの続編ものが映画になるときに元ネタを知ってないと十分に楽しめないように この作品も少なくとも2006年版TVアニメ全編と2009年制作の「笹の葉ラプソディ」を見てから 見ることをおすすめします。 尚、2009年のそれ以外が「エンドレスエイト」と「溜息」なので見なくてもいいです。 本編は2時間40分という非常に長尺ながら一気見してもすぐ見終わった感あるくらいです。 話としては物語の主人公キョンがある日を境にちょっと違う世界に紛れこんでしまうというもの。 ハルヒの作ったSOS団は存在せず、ハルヒと古泉がおらず、朝比奈は自分のことを知らない、 長門に至っては自分のことを知らないどころか性格まで全然違っている、といった具合。 さらには消えたはずの朝倉がハルヒの席にいて、シャミセン(猫)が日本語をしゃべらないせいで キョンの妹には「お母さん、キョンくん頭(略」と言われる始末。 この孤独感は賞味20分の30分アニメだとぶつ切りにされてしまうため、映画になって本当に良かった。 最近のアニメにはタイムリープものがよくあるが、あれは同じ世界を何度も行き来することで 自分にとっての正解を導き出そうというものであるが、 ハルヒ世界のキョンは自由にタイムリープができるわけでもないし そんなには繰り返し時間を戻ったりはしない、 のだが、今回はする。 しかも「あの日」に。 多分その日がハルヒが全能に近い力を手に入れた日で、 その手助けをなんだかんだで何度も行うのがキョンであり、 うるさいうるさいと思っていたハルヒやその他宇宙人やら未来人やら超能力者やらとのやりとりを 最も望んでいたのもまたキョンなのだ、という結論で終わるのだが、 どうやらアニメ三期は作られそうにないので、もうこの「消失」が アニメハルヒの最終回でいいよとさえ思えてしまう。 尚、エンディングの長門の中の人の歌はあまり好きではないが、 この「消失」から派生した「長門有希ちゃんの消失」は漫画もアニメも大好きです。 SOS団がない状態がデフォルトで長門が消失みたいな性格だったら?という漫画で非常に好物です。 脱線しましたが、ハルヒファンなら見て損はないので、ハルヒ一期を見て面白いと思った人はぜひご覧ください。 (ネタバレ投稿にこんなこと書いてもあまり意味はないか)[ブルーレイ(邦画)] 10点(2019-06-02 22:06:24)《改行有》

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