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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  連合艦隊 《ネタバレ》 「主役」 2013/01/03鑑賞 30年ぶりにみましたが無理のないストーリーで意外でした。 特撮もそれはそれで鑑賞に耐えます。 この映画を見て軍艦にハマリました。 作品全体を貫く主役って古手川祐子かなあ。 小田切父の「こんなはずでは」ってあたりの台詞も深いのだけれど。 「群青」そらで歌えるほど好きです。[DVD(邦画)] 8点(2020-01-12 21:59:15)《改行有》

2.  復活の日 《ネタバレ》 「カーター」 2013/01/03鑑賞 以前は、ヨシズミがワシントンから南米の果てまで 歩いていくあたりが好きだったのですが、 ヨシズミとカーターが雪原で殴り合うシーンもいいですね。 カーターは祖国が犯した罪を一人で背負うつもりだったのでしょう。 原作の小松左京さんの語り口が大好きで何度も読み返しています。 細かな部分の省略やBGMのチープさなどいろいろつっこみどころはあるでしょうが、 主題歌と配役のすばらしさでOKです。[DVD(邦画)] 8点(2020-01-12 21:57:34)《改行有》

3.  道頓堀川 《ネタバレ》 「業の深さ」  2013/01/04鑑賞 初め誰が主役なのかはっきりしませんでしたが、 山崎努をそこに置くとよくわかります。 山崎の豹変ぶりがこの作品の肝です。 前半は微笑を絶やさずやさしいマスターです。 「突かせてもらえますか」は中毒患者です。 そして「バクチは地獄や」と繰り返すラスト。 妻の末路、大滝の孫の過去、 それだのになぜ9番を手で落とし息子に勝たせたのか。 加賀まりこの狂った感じもしびれます。 真田広之と松坂慶子の悲しい感じはよくわかりません。 ただ松坂のかわいらしい大阪弁は好きでした。 これで二回目ですが、 あと二回くらい観ればいろいろまた見えてくると思います。 宮本輝、いいですね。 ダンサーの女の子だけがこの地獄から脱出できたのかもしれません。[DVD(邦画)] 7点(2020-01-12 21:52:23)《改行有》

4.  大日本帝国 《ネタバレ》 「天皇陛下万歳」 2013/01/03鑑賞 篠田三郎エピソードが辛すぎます。 夏目雅子(日本)と共に生きていく選択はできなかったのでしょうか。 自分が手を下してないとはいえマリアを見殺しにしたことを許せなかったのでしょうね。 死に見入られた者の悲劇という気がします。 あおい輝彦は逆に生還したんですね。 信仰で救われた東条(丹波)と、信仰を捨ててしまった篠田。 いくつか鼻につく台詞が入ってたのは残念。[DVD(邦画)] 8点(2020-01-12 21:49:24)《改行有》

5.  ヒポクラテスたち 《ネタバレ》 伊藤蘭が見たくて観たけれどいただけない。 古尾谷雅人が精神的に追い詰められていくところが感情移入できない。 まわりの人物はそれなりにキャラが立っているが、なんだか。 バラバラで最後にそれぞれの未来が説明されてるが何を言いたいのか解らない。 学生運動が下火になって、賭けるものがなくなった若者のしらけの気分が出ていると言えば言えるが、 ストーリーとしてはつまらない。 ヒポクラテスの彫刻を最初重々しく出してきたわりには、何を描きたかったのか。 最後にみどりが服毒自殺するのも、そこまでの過程が描けてないから唐突。[DVD(邦画)] 2点(2020-01-12 21:41:08)《改行有》

6.  さびしんぼう 《ネタバレ》 「もう一つの顔」 人生とは、いろいろな痛みや失意をすべて受け入れて毎日を力強く生きていく。 それが大人である、と風呂場のドウリョウさんは息子に伝えたんだと思います。 未来の妻がもう一つの顔を見せているのは息子の成長の証なんでしょう。 ただ、そこにいくまでの少年期の浮ついた感じや、楽しい感じの描写が自分には合いませんでした。 それに長い。[DVD(邦画)] 4点(2020-01-12 21:38:14)《改行有》

7.  BU・SU 《ネタバレ》 「ブスじゃなくてブスッと」 題名の「ブス」は心がブスというより表情がブスッとしてるってことかな。 少女が東京に出てきた理由が最後まで明示されないのが落ち着かない。 後半がすばらしい。 いろいろと痛みを感じて、でも踊りを芯に据えて生きていこうと決めて文化祭で演じることにする。 しかし途中でセットが崩れて呆然とするのが秀逸。 お七と同じく準備したキャンプファイヤーに火を点けるのも悲しくていい。 それでも彼女は力強く生きていくでしょう。 最後の、母と談笑する富田靖子が素のままで、 それまでの鬱屈した感じの役と変わりすぎていてよくない。 スタッフロールを見てこれは富田靖子のPVかと思いました。[DVD(邦画)] 8点(2020-01-12 21:36:34)《改行有》

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