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1. 天空の城ラピュタ
《ネタバレ》 ある日気が付いたんです。ナウシカは数えきれないほど観ているのにラピュタは一回しか見てないなってね。そこに、テレビの放映があったので改めて観てみました。
さすがですよね。最初、襲ってくる連中が実は最高の仲間だとかすごい展開です。途中出てくる壊れかけのロボットが単体でもすごい力を見せつける。それが後半のクライマックスでは敵方として数えきれないほど登場する。この物語の構成がすごいです。
それでも少し嫌だったのがパズーとシータの恋愛だか何だか分からないながらのくっつき加減がどうもね。高所での追跡劇で足場がどんどん崩壊してゆくのはすでにお決まりのシーンだと冷めた目で観ていました。
ですので、最高傑作とはしません。しかし群を抜いた作品であることに異論はありませんので9点です。[地上波(邦画)] 9点(2024-09-29 21:16:30)《改行有》
2. 影武者
《ネタバレ》 封切り時に一度観た。その時は合戦シーンの人数のすごさを見ていた。この作品がとりたくて甲冑を準備するために「乱」を撮ったなんて話も聞いてた。もう四十年前だ。画期的な作品だった。
今回また観てみて当時は気が付かなかったこだわりが見えてきた。軍勢ごとに色分けされた旗印、武将たちの重々しいふるまい。城の片隅に山済みされた守備兵の死骸。勝頼のショーケンの良い感じ。家康の小者感もいい。馬の死骸なんてどう撮影したのかな。あれだけの軍勢そろえて夜襲で撮影する訳の分からなさ。ただ、今の目からすると集めた軍勢を見せつけようとするあまり表現として過剰になってしまった感がある。CG全盛の今日からするとまだまだ軍勢の数が物足りなく感じるのは逆に申し訳ないと思う。
影武者という表題が表すように主人公は影武者になる仲代なのだが、あまり主人公感がない。セリフ自体が当たり前にすくないし。そのせいか夢のシーンなんかで露出を増やしているのかもしれない。しかし、その露出が逆に違和感になってしまっているように感じるのは私だけだろうか。[CS・衛星(邦画)] 6点(2023-01-14 11:29:45)《改行有》
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