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1. 思い、思われ、ふり、ふられ(実写映画版)
《ネタバレ》 引きちぎりたい。引きちぎりられたい。モラトリアムな世界では、みんなピュアです。
4人の人間関係と青春群像(表現が古いか)と、それぞれの状況が交錯する。タイトルどおりしんどい年ごろです。
それぞれ気持を丁寧に、言葉で表現してくれて、見ているほうは流れに乗れます。
すれ違いの切なさがないのはちょっとさびしいですが
心動きの布石を全回収しようと試みた映画です。心の線が絶妙につながっています。
なぜか正直に元気になれる作品でした。
「執着」・「呪縛」・「すり替え」・「妥協」・「挑戦」・「共感」その繰り返しですね。
一歩踏み出せない人必見かもしれない。抜き捨てた自分になれるかも。
「踏み出すリスクを背負っても、殺されるわけではない。その次のステージへ。」今の人生観なのかもしれませんね。
「君膵」にはなかったはじめての・・・。なぜかうれしくなりました。・・・させたかったんですよね。状況はどうでも。
思い出づくりに。なんかよかったでプラス1点。
(私的に)吉本莉子さんは「映像研」のほうが切れがいい。間の取り方が最高です。
この作品もいいですがね。[DVD(邦画)] 8点(2021-03-31 00:09:29)《改行有》
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