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プロフィール
コメント数 370
性別 男性
ホームページ https://camuson.exblog.jp/
自己紹介 自分のブログに映画や本の感想文を書き溜めておりましたが、読まれることが絶無のため、こちらに出張しております。
もし興味がありましたら、弊過疎ブログにもお越しください。

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【製作年 : 2020年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  ゴジラ-1.0 《ネタバレ》 怪獣パートは、大迫力で文句なく楽しめましたが、ドラマパートはいまいちノリきれず、大きく心を揺り動かされるまでには至りませんでした。舞台設定を太平洋戦争の終盤から戦後すぐの混乱期にしたことは、今までのゴジラシリーズにはないユニークな発想で、良い着眼だと思いました。これにより怪獣パートにおいては、今まで味わったことのないレトロと怪獣のコラボに浸ることができました。一方、ドラマパートについては、いくつかの要素が重なって、不自然さが目立ってしまったと思います。特に主人公とヒロイン以外のわき役たちには、わかりやすいキャラを大げさに演じることが求められていて、そのわざとらしさに没入感が削がれることが多かったです。役者に無駄な演技をさせる隙を与えなかった「シン・ゴジラ」の演出手法は正解だったのだなとの思いを強くしました。そこまで極端ではないにしても、役者の演技力に頼ることなく、解像度が高く、流れるように自然なプロットとシナリオをつくり上げるのが正攻法で、その土台があってこその役者の演技なんだなと気付かされた次第です。怪獣パートは10。[映画館(字幕)] 8点(2023-12-11 17:53:27)(良:1票)

2.  エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 《ネタバレ》 アメリカでしがないランドリー店を経営する中国系移民のおばさんを主人公にした、SF・アクション・コメディ・家族もの。税務報告のための領収書などが乱雑に置かれた机の上から始まり、壁にいろんなものが貼られ、物が乱雑に詰め込まれた部屋、洗濯物が詰め込まれた袋が乱雑に置かれたコインランドリーなどなど、しょっぱなから続く、映像密度にまず「うわっ」となり、展開に関しても、とにかく面白ければ何でも突っ込んでしまえ~というような感じで、アジア的カオス感覚に気圧されて、中盤くらいまでは結構楽しめたと思います。税務署のおばさん審査官を敵キャラの中ボス?にしたのは、なかなかよかったと思います。しかし、中盤過ぎあたりから、終始濃ゆいのに飽きてくるのですよね。ラスボス?に対してもう少し感情移入ができたら、また違ったのかも知れません。動機が腑に落ちないまま、何か色々とドタバタやってるなぁという感じで、あまり心動かされることが無かったです。SF設定も、ギャグの多彩さを確保する便利ツールとしては一役買っていましたが、最後に収斂して心を揺さぶるとか、余韻を残すとか、そういう面ではイマイチなのですよね。[インターネット(字幕)] 6点(2023-12-11 17:48:57)

3.  ドライブ・マイ・カー 《ネタバレ》 主人公の西島秀俊は舞台役者兼舞台演出家。その妻の霧島れいかは人気脚本家。主人公が主に仕事の移動で使う自動車にフォーカスし、その中や周辺で起こる、クリエーター夫婦の少し風変わりな日常や、思いがけない出来事など、エンターテインメントの題材にはあまりならないような事柄を、ごく自然に、あまり狙った感を出さずに、細かいところまで繊細に描いていくというような作品。映像も特別美しい風景があるわけではないのですが、現代日本の変哲のない風景が、しっとりと落とし込まれていて、心が落ち着く感じがします。文学的な雰囲気が醸し出されていて嫌いじゃないです。ただ、雰囲気は嫌いじゃないだけに、作品の着地点が今一つというか、主人公の感情に深いところで共感することはなく、大きく心動かされるものがないまま、終わってしまったなという感想です。原作があることをほとんど意識しないで見ていましたが、村上春樹原作と言われると、まあ、わからないでもない気もします。後半、三浦透子が主人公のマイ・カーのドライバーとなり、主人公との交流が描かれていくのですが、「三浦透子が運転がとても巧い」という設定があってもいいとは思いますが、それが強調され過ぎていて、そこだけは、少し不自然さを感じてしまいましたかね。[インターネット(字幕)] 6点(2023-07-05 19:27:45)

4.  トップガン マーヴェリック 《ネタバレ》 前作と比較して、映像技術の進歩の甲斐あって、空中戦の迫力も随分改善しているようですし(実はもう少し期待していた)、ポップソングに頼った、雰囲気重視の雑な展開も改善してると思いますが、同時に、良くも悪くも、普通のエンタメ作品になってしまったなとも思いました。結局あんたが主役かいっ!っていうのは、それはそれで、目をつむるとしても、トム・クルーズが昔に比べて、枯れて渋めになっているのだから、若き日のトム・クルーズに代わる華のある若手役を押し出してもいいし、個性溢れるキャラクターのぶつかりあいがあっても良かったかなと。全体的に登場人物の魅力が弱すぎると思いました。そんな感じの作品ですので、結局一番気になってしまったのは、ジェニファー・コネリーです。ジェニファーと言えば、まだ幼さが残り、輪郭が少しぼやけた感じの、透き通って潤いのある白い肌が、強く印象に残っているのですが・・・年月を経て、輪郭がシャープになって、肌が乾いて、役柄なのか少し浅黒くなって、特に鼻の下から口にかけて、そして顎のラインが、ルナシーのスギゾーさんみたいになってました。ルナシーのスギゾーに対して、何の悪意も持っていませんし、ミュージシャンとしては、むしろ尊敬もしてますし、イケメンと言えばイケメンなのですが、殊、ヒロインとしてはどうなのかな?と思ってしまった・・・というのが、率直な感想です。P.S.スギゾーさんに対する批判みたいになってしまって、本当に申し訳ない気持ちで一杯ですので、映画には関係ないものの、ギターが巧いし、バイオリンも巧い、とほめておきたいと思います。[インターネット(字幕)] 4点(2023-06-14 18:50:50)(笑:2票) (良:1票)

5.  シン・ウルトラマン 《ネタバレ》 やはりどうしても、同じ「シン」を冠した、庵野&樋口の前作「シン・ゴジラ」と比較してしまいますね。オリジナルからして「ウルトラマン」は「ゴジラ」などに比べて、わかりやすい子供向けスーパーヒーロー作品であり、あのマンガチックなウルトラマンの造形を生かしたまま、作品に人間社会のリアルを落とし込むようなアプローチをしたところで、「シン・ゴジラ」を超えることは難しいと思われます。そんな中、長澤まさみの魅力を最大限引き出すことに注力したのは、大正解だったと思います。前作「シン・ゴジラ」の石原さとみの熱演は評価していますが、素のタレントとして見たとき、個人的に圧倒的に長澤まさみの方に魅力を感じるということもあり、ポイント高いです。巨人化GJ! 巨まさみGJです!きょまさみ(※)しかないと感じました(※筆者注:わかりみ的な何かか?詳細不明)。あと特筆すべきは山本耕史ですね。知的かつ胡散臭い宇宙人役をここまでなりきって演じられるとは。前作「シン・ゴジラ」が、人物を大量に登場させ、役者に演技をさせず、キャラ造形は、肩書や立場などによるところを大きくし、人間的描写による味付けを極力削ぎ落しているのに対して(これにより、唯一マンガチックなキャラ付けがなされた石原さとみが悪目立ちしてしまったのは否めない)、本作は、全体的にマンガチックで、比較的キャラクターのバランスがとれていると思います。まあ、普通の娯楽作品に近くなったとも言えますが。その分、緊迫感や切迫感は薄くなりますね。[インターネット(字幕)] 9点(2023-05-19 17:50:42)

6.  シン・エヴァンゲリオン劇場版:|| 《ネタバレ》 「Q」から導入されたネルフvsヴィレの構図ですが、世代の分断をあまりにわかりやすく対決の構造にしてしまったのは、どうも作品の複雑な深みが削がれているところがあって、得策ではなかったような気がします(いろいろなせめぎ合いトレードオフがある中での選択なのは理解します)。ゲンドウと冬月の2人だけで、人手なしにこれだけのことができてしまうとなると、旧ネルフの存在意義っていったい何だったんだろうかと思ってしまいました。あと、冬月がゲンドウに付き合うモチベーションというか、冬月の正義は何だったのかなという疑問が残りました。ありがちな一人のマッドサイエンティスト(ゲンドウ)の物語ではない最後の砦が、冬月と碇ユイの存在だと思うのですが、そこの関係があまりはっきりしないまま終わってしまった感があります。碇ユイがマッドサイエンティストとしてぶっ飛びすぎてて、残されたゲンドウやシンジが割を食った感じすらあるのだよなあ。先見の明により人類(リリン)を救った張本人が碇ユイなのだろうけど。[映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2023-02-24 17:53:31)

7.  劇場版 呪術廻戦 0 《ネタバレ》 まず、作画は素晴らしいと思います。とは言え、テレビシリーズでも十分素晴らしかったので、そこは「期待通り」どまりですかね。主人公の乙骨憂太が思った以上に地味キャラでした。本作は、虎杖、釘崎、伏黒が呪術高専に入学する前の前日譚です。間接的に、本作に登場しないテレビシリーズにおける新一年生トリオは、キャラ設定や、相互バランスの面でかなり優秀だったんだなと、再認識させられた次第です。虎杖、釘崎が悪ノリでボケて、伏黒がツッコミを入れるというギャグパートが、ダークな世界観の中でいいアクセントになっていたのに対して、本作はギャグは少なめで、振れ幅が少ないというか。パンダ、真紀、狗巻、乙骨だと、パンダの負担が大きすぎるというか。その分、五条先生が空回りぎみというか。夏油が悪役の親玉で、その手下も登場するのですが、手下たちは、キャラ面でも、呪術的にも、それほど活躍がなかったような。敵の強さによる絶望感のようなものはほとんど感じられず、緊張感が少なめだったような。夏油の野望に至るまでの経緯や、五条との関係は謎めいたままで、里香がどうのこうのよりも、そっちの方が気になってしまいました。のちのち本編で謎は明かされていくのだと思いますが、単体作品としては、あまりすっきりしないところが多く、大きなカタルシスは得られなかったというのが感想です。里香のエピソードは、最初からとても悲しく、成仏したから救われるともあまり思えず、最後までただただ悲しい話だなと感じました。[映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2023-02-24 17:43:10)

8.  浅草キッド テレビでのお笑いバラエティの台頭と演芸の町浅草の衰退。それを背景にした人々の営みが、ビートたけしの下積みから成り上がりまでの半生を通して、丁寧に描かれていて、特別大きな感動があるわけではないですが、じんわり、しんみりと充実感が得られました。「誰も知らない」の子役のあの柳楽優弥が、まさか後にビートたけしを演じることになろうとは・・・と感じ入るところがあるのですよね。主役の柳楽に限らず、他の配役も非常に面白いところを責めているなあと思いました。ビートきよしがナイツの土屋で、全然似せる気が無いのもいいし。大泉洋は安定しているし。今まであまり知らなかった門脇麦も魅力的でした。日本映画でコメディー的なものをやると、とかく過剰演技になりがちだけど、そうならなかったのは、人選から、町の再現から、丁寧につくり上げたところが大きいのでしょうね。お笑い芸人の自伝であって、いわゆるコメディーじゃないということもあるけれど。[インターネット(字幕)] 7点(2023-02-18 20:07:36)

9.  コーダ あいのうた 主人公がCODAであること。これに加えて、一家で漁師業を営んでいること。主人公が歌が上手く、熱血音楽教師に勧められて有名音楽大学への進学をめざすこと。これら主人公の葛藤につながる複雑性を構成する要素をシンプルに抜き出して、その再構成による融合から物語を紡ぎだすことで、主人公とその周辺の生活が、みずみずしく新鮮に再現されつつ、余計なシーンやノイズとなる情報がなくて心地よいのですよね。言い換えると、軸となるシンプルな構成要素が、作品内でほどよく絡まっていて、なにか断絶があったり、どこか浮いていたりする構成要素が無いという意味で、とってつけた感があまりなくて、自然なのですよね。主人公の隠れ家的な逃げ場である山奥の湖も、アクセントとして効果的です。個人的には、特に大きく感動するようなことはなかったのですが、主人公のCODAゆえのしがらみや人生の選択に重ねて、自分自身のしがらみや人生の選択などに思いを至らせたりすることで、じんわりと感じさせられるものがあるなぁ~と言ったところです。終盤に1か所、劇場ならではの臨場感が得られる演出、(あたかも自分が劇中人物になったかのような錯覚させる演出)があるので、是非、劇場での鑑賞をお勧めしたいですね。[映画館(字幕)] 7点(2023-02-07 19:24:57)

10.  映画大好きポンポさん 《ネタバレ》 主要人物ほどデフォルメされて、アニメ絵なのに対して、モブキャラはあまりデフォルメされてないのが、まず逆転の発想で面白いです。これによって、モブが明らかに欧米人系とわかるのに対して、主要人物たちがモブと同じ人種に見えないのですよね。作中では外国人という設定なのですが、この違和感が逆に面白いなと。ただ、この違和感は日本人だから感じる感覚なのかも知れません・・・ネットの「海外の反応」系サイトからの知識ですが、「なぜアニメキャラは白人なのか?または、白人っぽいのか?」などと、白人が主張することが少なからずあるようです。そのような白人がこのアニメを見てしまうと、我々が感じる違和感などどこ吹く風と、「ほらな、すべてのアニメキャラは白人だろ。どやっ!」などと言い出すかも知れず、そんなことになったらとてもウザいなと(笑)。話がそれました。映画をテーマにした映画ということで、随分とハードルが高いと思うのですが、そのハードルを十分超えることができていると思います。主人公の葛藤とその心情がアニメならではの技術で描かれていたと思います。[インターネット(字幕)] 8点(2023-02-07 19:20:36)

11.  牛久 作品としての評価が、なかなか難しいですね。行政の実態の暴露という意味では大きな意義があり、取材のための労力や時間がかかっているのは事実なのですが・・・。例えると、生の素材が並べられたものを、料理としてどう評価するのか、そもそも評価すべきなのかというような悩ましさがあります。本作に関して言えば、多くの人に周知することよりも、入手した生の情報を、まずは下手に手は加えず、まずはオープンにして、それにより、現状を変化させることに重きを置いた戦略なのかもしれませんね。暴かれた日本の難民対策の実態について言えば、普段、不法入国者を扱うことが多い職員たちに難民を扱わせれば、まあこうなってしまうんだろうなと思うところもあり、難民受入に対して状況に応じた特別な措置を講じなかった面で、行政が判断を間違えたという事なんだと思いますが、その判断ミスそのものより、判断ミスの結果起きてしまう状況を常にチェックして、フィードバックする機能がないことこそが問題だよなと思いました。[映画館(字幕)] 7点(2023-02-07 19:17:02)

12.  Fukushima 50 序盤、地震が起こってから、想定外のことが重なり被災レベルが深刻になっていくまでは、当時の状況が臨場感、緊迫感をもって再現できていて、なかなかの良作なのではないかと思いました。そういうふうに思えたのは、薄っぺらいウェットな演出が入り込む隙がなかったから・・・ということにだんだん気付かされていきます。監督がテレビの演出家出身であることが関係しているのかはわかりませんが、お茶の間向け日本のテレビドラマにありがちな演出で、台詞に頼り過ぎで、演劇空間になっちゃてるんですよね。原発相手に悪戦苦闘しているときは目立たないのですが、落ち着いた場面で、どうにもわざとらしい演劇が垣間見えてしまう。お茶の間向けドラマならそれでもいいのですが(よくはないが)題材が題材だけに悪目立ちしてしまうのですよね。被災状況の再現はよくできていて、見る価値は高いと思いますので、なおさら残念感があります。評判が低いからと言って、それを理由に見ることをやめないで欲しい作品ですね。このような感想を持つ作品は珍しいです。[インターネット(字幕)] 5点(2023-02-07 17:53:19)

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