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タイトル名 |
ハンバーガー・ヒル |
レビュワー |
ゲオルギーさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2003-07-11 12:33:30 |
変更日時 |
2003-07-11 12:33:30 |
レビュー内容 |
銃弾の降り注ぐコンバットアクションの描写と、インターバルでの兵士達のストレスに満ち満ちた荒んだ会話のシーンとが繰り返される。全編無知と、不安と、苛立ちと、自嘲に溢れている。しかし、だからこそ戦闘状態下の兵卒をよく描写していると思う。特に黒人兵と白人兵との溝、すれ違う会話、成立しないジョークにスポットをあてているのが興味深い。私は「どんなに悲惨さを強調した映画でも、銃弾の降り注ぐ戦争映画は全てポルノだ」というアンソニー・スフォートの意見と同意見だったため、「プラトーン」にはじまる(もちろん本作を含む)一連の「戦争悲惨さ強調映画」は一切みてこなかったのだが、現在改めて見てみると「思ったよりよく描いているな」というのが率直な感想だった。 |
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