|
タイトル名 |
ギフト(2000) |
レビュワー |
やましんの巻さん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2003-11-19 16:00:50 |
変更日時 |
2003-11-19 16:00:50 |
レビュー内容 |
アメリカ南部の地方都市には、現代社会の抱える暗部が揃っている。それを、ひとりの女霊能力者がはからずも暴き出し、それによってある種の”救済”をもたらす…って構図かな。サム・ライミ監督は、本作と『シンプル・プラン』でいよいよ本物の実力派監督になったと思う。超自然スリラーという体裁ながら、この映画はまぎれもなくフォークナーやテネシー・ウィリアムスの「南部もの」のゴシック・ロマンスに近い志と野心をもった作品ではないか。また、だからこそこれだけの豪華キャストが集まったんでしょう。…でも、ひとつだけ告白すると、エラソーなこと書いていながら、ぼくもあのケイト・ブランシェットが転倒しての”大股開き”が、今も眼に焼き付いて離れないスケベ親父のひとりです。嗚呼! |
|
やましんの巻 さんの 最近のクチコミ・感想
ギフト(2000)のレビュー一覧を見る
|