|
タイトル名 |
どん底(1957) |
レビュワー |
すぎささん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2003-08-18 23:29:47 |
変更日時 |
2003-08-18 23:29:47 |
レビュー内容 |
「白痴」同様、黒澤作品の中では自分的に評価が難しい作品。しかし、閉塞された空間である木賃宿にカメラをおいたまま、飽きさせずに魅せるところはさすがである。好きなシーンは口囃子に合わせて、踊り出すシーン。どん底人の陽気さとしたたかさを感じるさせるシーンだ。(渡辺篤の表情は秀逸!)ラストは、そのユーモラスな動のシーンからいきなりシリアスな静のシーンになり、セリフひとつ、舞台なら暗転というところで終わる。ショッキングながら良い終わり方だ。 |
|
すぎさ さんの 最近のクチコミ・感想
どん底(1957)のレビュー一覧を見る
|