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タイトル名 |
スパイダーマン(2002) |
レビュワー |
チョコレクターさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2004-07-11 21:03:34 |
変更日時 |
2004-07-13 18:33:53 |
レビュー内容 |
主人公は頭はいいけどダサいいじめられっ子だったが、ある日スーパースパイダーにかまれて超人的能力を得て大活躍し、長年片思いだった女性からも思いを寄せられる。というあまりにも単純なストーリーが好きになれません。私としては、頭はいいけどダサいいじめられっ子が、自分なりの方法で人生を切り開いていくような映画が好きです。そのほうが現実的ですから。また、スーパースパイダーにかまれたことにより遺伝子に異変が起きたわけですから、超人的能力を得る一方で、ときにものすごい痛みや吐き気に苦しむとかいうような副作用でもあれば、面白いのに、あまりにも能天気なストーリーです。アメリカ人はこういう単純な話が好きなのでしょう。でも、こういうものと割り切って見れば、それなりに楽しめます。クリフ・ロバートソンが年寄りになっていて驚きました。かわいそうな役でしたが、いい叔父さんを演じていましたね。スパイダーマンって、高校を出たばかりの若者なんだとびっくり。バットマンもスーパーマンもウルトラマンも、もう少し大人がやっていたので、意外でした。その若さのわりに、力に責任が伴うという重い課題を負っている点は新しいなと思いました。正義のために戦っているのに、憎まれてしまう展開は見ていてつらかったです。ラストも意外でした。もうちょっと自分勝手に生きてもいいのに、なぜそんなに正義を守ることに燃えているのかがわかりませんでした。ほかにも謎が多く、次回作に続くのだなあと思いました。トビー・マグワイアという俳優をこの映画で初めて知りましたが、なんだか見るたびに川平慈英を思い出してしまって気が散りました。 |
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