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タイトル名 |
リバティ・バランスを射った男 |
レビュワー |
ぐるぐるさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2005-07-28 19:11:08 |
変更日時 |
2005-08-18 17:37:34 |
レビュー内容 |
むう、皆さんのコメントが素晴らしいので、改めて付け加える事はあんましないのですが・・・トムとハリー、そしてランスの三角関係の変化と、アメリカの歴史の変化を結びつけて語るなんざぁ、さすがっす。第一役者が良いっすよ。トム役はもうジョン・ウェインしか考えられないし(てか、これはジョン・ウェインのために作られた映画でしょう)、ジェームス・スチュアートもハマり役、リバティ・バランス役のリー・マーヴィンも良い「ワル味」出してますねー。それとジョン・フォードの映画を観てていつも思うのは(といっても大して観てないけど)、脇役がとっても魅力的だということ。あのツケをためっ放しなビビりの保安官や酒好きでいつも演説口調になる新聞社主のピーボディ氏、それにリバティ・バランスの手下までもが生き生きと描かれていて、ちょっとした仕草の中にその人の性格やそれまでの人生を感じさせるってぇのは(きっとそういう所がマキノとかにも影響を与えてるんだろうな)、やっぱ「巨匠」ジョン・フォードの力量なんだなーと思いましたです。余談ですが代表者選びのシーンで酒好きのピーボディ氏が「nominate(推薦する)」という言葉を発するたびに「飲まねぇと」って聞こえてしまったのはワタクシだけでしょうか? |
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