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タイトル名 |
存在の耐えられない軽さ |
レビュワー |
ぐるぐるさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2005-01-16 20:42:07 |
変更日時 |
2005-01-16 20:42:43 |
レビュー内容 |
ワタクシがこの作品の事を知ったのは高校生の頃、「トゥナイト(昔深夜にやってたオトナの情報番組。エロいネタも多かったけど、ほかの番組では取り上げないような濃い内容も時々あったりしてなかなか面白かった。是非復活を望む!)」で紹介されたのを見た時。その時のワタクシが「うひゃあ、なーんてエロい映画なんだー!」という次元で大興奮したことを、どうか責めないで頂きたい。その頃のワタクシは「ガーターベルト」という単語を聞いただけで小一時間はウヒャウヒャしてしまうような幸せな高校生だったのだから・・・・・・幸せ・・・・・・だった、のか?いかん、これ以上昔の記憶を掘り起こすと涙が出てきそうなので、本題。この作品、いかにも文学的な題名や約三時間という長さから敬遠されてしまいそうだけど、良い意味で軽やか、かつ人間臭い作品だと思う。最初は可憐なテレーザに惹かれたけれど、後半に行くにつれ自由で逞しい生き方を選択するサビーナも魅力的に思えてくる。主人公トマシュは・・・男の立場としては正直「このやろぉ、いいとこ取りしやがって」てな感じがしなくもないけど(ダニエル・デイ・ルイスの演技は魅力的だけどね)、自由気ままなプレイボーイやるにしても覚悟がいるんだなーってことは伝わった(あんま実生活では役立ちそうにないけど)。テレーザとサビーナが写真を撮り合うシーンと、求婚されたサビーナが立ち去るシーンが印象的でした。 |
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