みんなのシネマレビュー
トゥモロー・ワールド - あろえりーなさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 トゥモロー・ワールド
レビュワー あろえりーなさん
点数 8点
投稿日時 2007-07-05 14:37:19
変更日時 2007-07-05 14:37:19
レビュー内容
この作品のテーマは一言でいうと、「意味のあるものとはなにか」であります。昨今、現代社会は意味を喪失した、「意味に餓える社会」であります。劇中、美術品を収拾する男に「これらの骨董品を見る世代がいなくなるのに、なんの為に集めるのか」と主人公は問う。あるいは、奴隷から時計を奪う警官、街のいたるところにある動く広告、台詞の端々にまで、いろんなところに「物欲主義」というキーワードが垣間見える。人がいなくなるってのに、なぜこの人たちはこんなにも物欲に溢れてるのか?何の意味も無い。そして絶望的なまでに無意味な反乱、戦闘、殺し合い。ラストの長回しは、単に「長回し」だけが売りにされてるけど、この長回しにはちゃんと意味がある。そこらへんがデ・パルマとは違う(ファンの方、失礼)。まさに無意味な殺し合いの中、ただ一つ、赤ん坊を救う為に、ひたから駆け抜けていく主人公。最後に人々が目にしたのは、赤ん坊という名の「意味」であったのです。何の為に生き、何の為に社会があり、何が人類にとっての価値なのか。その赤ん坊が
、全ての意味を表している。それを手にしたとき、トゥモロー号のごとく、現代社会を導く「明日への指針」となるでしょう。
あろえりーな さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-06-20いつでも夢を(1963)65.70点
2024-06-17恐怖の洞窟22.66点
2024-06-16柴公園65.33点
2024-06-14金星ロケット発進す77.50点
2024-06-12原子怪人の復讐<TVM>32.00点
2024-06-09ゴジラの逆襲55.28点
2024-05-28ゴジラ-1.087.24点
2024-05-28イコライザー THE FINAL77.00点
2024-05-12ヴァチカンのエクソシスト66.60点
2024-05-06貞子DX55.80点
トゥモロー・ワールドのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS