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タイトル名 |
キリング・フィールズ 失踪地帯 |
レビュワー |
あろえりーなさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2012-09-27 17:45:24 |
変更日時 |
2012-09-27 17:46:59 |
レビュー内容 |
マイケル・マンの娘さんが監督したというのには驚きましたが、親父さんのサポートもあってか、初監督作にしてはきちんとした作りになってましたね。演出や撮影などの点において特段問題ないのですが、サスペンスものとしては脚本が少し弱かったかなと。犯人も「あ、なんだやっぱりそいつかぁ」て感じだし、それでいてあの2人組の動機もいまいち見えてこない。そんなわけで犯人探しの面白さは乏しいのですが、代わりに刑事側、特にブライアンの正義感には胸を打たれるものがありましたね。被害者を少しでも冒涜するような奴がいれば、これでもかと殴りまくる。遺体に指紋がついてれば、身体を張って守ろうとするし、そして自分の命をかけて、犯人と対峙しようとする。リトル・アンは誰からも見捨てられていたと感じていた女の子だけど、ブライアンが守ってくれた、そのことに彼女は生きる希望を見いだしたに違いない。そんなわけで、サスペンスとしては弱いけど人情劇としてはまずまずなので、全体としては佳作かなと思います。 |
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