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タイトル名 |
オブリビオン(2013) |
レビュワー |
あろえりーなさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2013-10-30 12:50:57 |
変更日時 |
2013-10-30 12:50:57 |
レビュー内容 |
世界観は結構好みでしたね~。荒涼とした地球の風景と、もの凄く未来的でハイセンスな乗り物やスカイタワーの対比。特に、一面が雲の上の世界にあるスカイタワーの風景がお気に入りです。舞台は2077年、人々が他の惑星に移り去り、人がほとんどいない地球。これがまた実にハードコアで、昔ながらのバリバリなSF設定ですね。だけど話が少し進むと、SFからラブストーリーに変化していく。そしてさらに自分の正体がわかることで、敵と味方が反転し、「自分の気持ちの通りに生きることで世界が救われる」という展開になっていく。いわば本当の自分を発見する物語になっていく。この進み方もなかなか巧いなと感じました。そしてラストには、自分とはまた別のクローンが嫁さんのところに行って、それでハッピーエンドになるっていう、これまたバリバリのハードコアSFに転結して終わる。内容的に、こういうSFらしいSFの超大作は久しく観てなかったのでそれだけでも嬉しい。後はなんといっても、「日の光の下のSF」であるという点が特筆すべきところ。近年、SFの舞台はどんよりした暗い舞台世界がお決まりだったので、青空の下、明るい光のSFというのを今やるとこれまた新鮮に感じる。それも気に入りましたね。 |
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