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タイトル名 |
ダーク・タイド |
レビュワー |
あろえりーなさん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2013-08-30 00:17:50 |
変更日時 |
2013-08-30 00:17:50 |
レビュー内容 |
パッケージを見ると、ハリウッド的な 鮫のパニック映画かと思うのですが、見てみたら 全然そういう映画ではありませんでした。 なので、そういうのを期待すると確実に肩すかしです。 同僚のダイバーが鮫に殺されて1年間仕事から 遠のいていたケイト。そのトラウマは想像に難くないのですが なぜか金持ちの嫌味ったらしいおっさんに乗せられて、 笑顔でノリノリな感じになるわけですね。 そのへんの心境変化がちょっとついていけない。 金持ちのおっさんも、最初は柵から自分で 出たりするほどやんちゃだったのに、なぜか後半では 控えめキャラに変貌してるし。 終盤はいよいよ鮫のパニックショーが開催!と思いきや、 前述したようにパニック映画じゃないんですよね。 そういうシーンが、なんというか忘却の彼方みたいな 音楽と編集でゆったりと見せていくわけです。 作り手の人たちは、そういうパニックものが見せたかった わけではなくて、人間ドラマを見せたかったのだな、 てのがわかってくるわけです。でもその人間ドラマが 実にしょうもない。 金につられて1年ぶりに復帰したら自分たちのせいで 被害者出しちゃいましたっていうまぬけな話で、 同情の余地が全くない。そんで「鮫は神秘的な生き物です」 とかいうナレーションで終わるわけです。 一体何が言いたかったんだろう、この映画は、というのが 正直な感想です。 |
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