|
タイトル名 |
バイロケーション |
レビュワー |
あろえりーなさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2015-03-19 14:40:06 |
変更日時 |
2015-03-19 14:40:06 |
レビュー内容 |
よく知られているドッペルゲンガーとは違い、このバイロケーションというのは実体があって、それも自分のおさえきれない感情が産み出したもので、完全に自分そのもの、いわば分裂した自分という位置付け。こうなってくると、そもそも自分が本物なのか、それともバイロケなのか、だんだんわかんなくなってくるんじゃ?と思っていたら、案の定そういう方向に話が進んでいく。いわば、アイデンティティーの崩壊みたいな、そんな感覚に陥っていく。このシチュエーションや感覚はなかなか斬新だし、見るものを集中させるほどの語り口の上手さを感じさせるのだが、終盤になってくるとかなり混沌。見終わったら「う~む、、」と考え込んでしまった。なにはともあれ、視力の弱い彼が不憫ですわ。 |
|
あろえりーな さんの 最近のクチコミ・感想
バイロケーションのレビュー一覧を見る
|