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タイトル名 |
ビューティフル・マインド |
レビュワー |
あろえりーなさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2002-03-31 18:42:25 |
変更日時 |
2002-03-31 18:42:25 |
レビュー内容 |
えー私、あろえりーながこの映画を数学的に分析いたしますと(笑)、緻密に練られ、さまざまな感動要素を取り入れながらユーモアも含め、落ち度を適切な場所に配列し、名言をちりばめ、見事にまとめあげられた脚本をロン・ハワードが冷静に腰を下ろした視点で柔軟、かつ無難につくりあげ、映像的表現を随所に行い、演出をふるい、役者達の演技は観客を感情移入させるだけのすばらしい演技をし、アカデミー賞を獲得させるにいたる為の計算をし、ジェームズ・ホーナーが美しいメロディーで盛り上げ、まとめさせたのであります。そして最終的に必要なのは、愛だという結論に達するわけです。途中から彼らは幻覚だというターニング・ポイントは確かに予想外でしたね。病院で治療するシーンは痛ましく、その後分裂病によって二人の仲が悪化するからこそ、二人が抱き合うシーンは感動されらせるのですね。ラッセルさんの老けてくメイクもなかなかのものでした。天才はやっぱ変な人なんでしょうかねぇ。ただですね、少し文句をいいますと、ロン・ハワードの映画はあの人自身の個性がないというか、クセがないんですね。まさにハリウッド。そしてアメリカン。それがいいとも悪いともいえる。個人的に好きな言葉は、「宇宙の大きさは?」「無限だ」「愛と同じね」でした。 |
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