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タイトル名 |
小さな中国のお針子 |
レビュワー |
あろえりーなさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2007-11-18 21:23:48 |
変更日時 |
2007-11-18 21:23:48 |
レビュー内容 |
なかなかよかったと思いますねぇ。文革で書物が焼かれる時代、こっそりと西洋文学を読みそれをお針子に教える。一見重くなりがちなバックグラウンドでも、この作品ではユーモアに転嫁させてる。特にいいのは歯の治療のシーン。あるいは温泉の覗き見シーン。外の世界を知ったお針子は自ら外へと赴くが、愛する人を置いて無言で出て行くのは果たしてどうなのだろう、、、。ラストの、村がダムの底へと沈むシーン(ちょっとCGの出来がいまいちだが)はまるで思い出の行く先をヴィジュアル化しているような意味合いがあり、感慨深い。
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