|
タイトル名 |
ホワット・ライズ・ビニース |
レビュワー |
ドラえもんさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2001-01-21 16:16:42 |
変更日時 |
2001-01-21 16:16:42 |
レビュー内容 |
A・ヒッチコックの「サイコ」に代表されるように、洋画におけるバスルームがサスペンス&スリラーの題材(当然、エロティックな意味も含めて)となりやすいのは、日本映画と決定的に違う点だ。オカルト的な作品としては、S・キューブリックの「シャイニング」以来だろうか。で、とりわけそのバスルームでのクライマックスの緊迫感は良く出来ているが、全編「わっ!」という驚かせるようなシーンの連続には、いささか趣味が悪いと言わざるを得ない。だいたいそんな事が根本的な「怖さ!」ということにはならないでしょう?それよりもこの作品の本当にコワイのは、M・ファイファーの妖しい魅力にほかならない。ゼメキス監督の意図する狙いが良く分かり、又、彼女自身も見事に答えている。H・フォードを観にいって、M・ファイファーに唸った。そんな作品でした。(それにしても例の隣人夫婦が、後半まったくストーリーに絡んでこないのが不可解だ。) |
|
ドラえもん さんの 最近のクチコミ・感想
ホワット・ライズ・ビニースのレビュー一覧を見る
|