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タイトル名 |
ラッキー・ブレイク |
レビュワー |
ドラえもんさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2002-08-19 00:07:30 |
変更日時 |
2002-08-19 00:07:30 |
レビュー内容 |
刑務所からの脱走劇というのは過去にも数多く作られ、傑作に挙げられる作品も少なくない。それだけに余程のアイデアと工夫を凝らさない限り、満足を得られるモノにはなっていかない。では本作は如何なものか。やはりハリウッド作品とはひと味違う、英国人のおおらかさが特徴として色濃く出ていて、脱走劇の面白さというよりもむしろ人情劇に恋愛を絡めた、いかにもP・カッタネオ監督らしいヒューマンな作品となっている。が、刑務所内での集団劇上演のどさくさで脱走を企てるというのは、「メル・ブルックスの大脱走」という見事なお手本を観てしまっている以上、やはり物足りなさを感じるし、結末に至っては意外性がなく、むしろオーソドックス過ぎるくらい。いい材料を使っているのに、味付けは薄味だったようだ。 |
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