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タイトル名 |
戦艦シュペー号の最後 |
レビュワー |
オオカミさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2003-12-03 09:20:26 |
変更日時 |
2003-12-03 09:20:26 |
レビュー内容 |
第二次世界大戦中の南米ウルグアイ。ドイツ海軍の戦艦グラフ・シュペー号は、イギリス海軍の包囲を抜けて、当時中立国だったウルグアイの首都モンテビデオ沖に逃げ込んだ。外交交渉によってシュペーを追い立てようとするイギリス。国際法により認められる滞在期間は24時間。修理のための滞在延長を求めるドイツ外交官。刻々と時間が迫る中、なんとかしてシュぺーを拿捕しようとするイギリスに対し、、ドイツ軍艦長ラングスドルフ(ピーター・フィンチ)はそれを逃れるため最後の手段に出る。戦後10年ちょっとで作られた作品にしては、ドイツ軍をさほどの悪役にしていないのは、イギリス映画だからということでしょうか。それとも、ポケット戦艦として有名だったシュペーを追いつめたイギリスの自慢があるので、寛大な態度を示しているのでしょうか。いずれにせよ、紳士然としたピーター・フィンチの演技には感銘を受けます。割りとドイツ海軍には反ナチスの考えを持った人物が多かったことの現れでしょうか。 |
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