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タイトル名 |
ヴェラ・ドレイク |
レビュワー |
omutさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2006-12-31 04:15:53 |
変更日時 |
2006-12-31 04:19:33 |
レビュー内容 |
人を助けようとしてしていることが罪になってしまう。何が正しくて何が悪か、その時代の倫理観によって違いますが、宮沢賢治の「ホモイの火」のようにヴェラは悪いことをしているのではないと思いながらもしていたのに、罪を犯していることは気がついていました。悪と罪の違いは難しいです。ヴェラ逮捕後の行き場のない家族が集まったクリスマスで、ヴェラの娘の婚約者が言ったひと言にジーンときました。他人を思ってしたことで刑務所にいるヴェラよりも、物欲にそまったヴェラの夫の弟の妻の方が哀れに思えてしまいました。 |
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