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タイトル名 |
もういちど(2000) |
レビュワー |
omutさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2005-12-19 10:11:39 |
変更日時 |
2005-12-19 10:11:39 |
レビュー内容 |
過去と現在の似たシーンをを織り交ぜてあるのですが、最初は若いときのシーンはきれいなのに、現在の老人としてのセックスには抵抗を感じました。ところが見ているうちに老いらくの恋もいいなあと思い始めました。「また初恋の人に恋をした。今度は辛くない」「死が近づくと愛はより本物に見える」「君の存在が死を受け入れさせてくれる」などひとつひとつの台詞がいい感じ残ります。70歳を過ぎるまで奥さんを顧みなかった旦那が、奥さんが初恋の男と会って一夜を明かしたと知ったあとの言葉「人生の最後にこんなのは嫌だ」というのも納得する言葉ですが、熟年離婚の増加する日本では、こういう旦那さんは増えていくのでしょうね。奥さんは最後は初恋の男の引くピアノの荘厳な音につられて踊るようにして静かに倒れて、そのまま死んでいくのですが、こういうのは幸せかもしれないと思ってしまいました。 |
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