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タイトル名 |
にっぽん昆虫記 |
レビュワー |
omutさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2006-06-09 07:52:02 |
変更日時 |
2006-06-09 07:52:02 |
レビュー内容 |
自分がされた非道を、立場が変わった時点で他人に仕返し、さらに娘に仕返される、生きる輪廻が分かりやすく描かれていました。ラストシーンで左幸子の履いている下駄が泥の中に足をとられ、その後、鼻緒が切れてしまいますが、そのまま下駄を持って歩くところが印象的でした。下駄を投げ捨てるか持ったままでいるかが強さの象徴のような気がしました。今村監督はしぶとい女性を描かせたら上手だと改めて思いました。 |
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