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タイトル名 |
火垂るの墓(1988) |
レビュワー |
ルクレツィアの娘さん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2003-08-10 20:28:34 |
変更日時 |
2003-08-10 20:28:34 |
レビュー内容 |
たしかに素晴らしい映画ではある。戦争の話として、一度くらいは観た方が良いかもしれない。しかし、二人は親戚の家で暴力的虐待を受けたわけではない。ぎりぎりの生活の中で、叔母さんの態度は仕方がないことでもある。何も頼るところがないまま飛び出してしまった二人の悲惨な物語は、たしかに泣けるが、実際のところこの映画で何が言いたいのか、よくわからない。もっと悲惨で理不尽な目にあった人は多い、という意見が出てきてしまうのは当然である。たとえば「禁じられた遊び」のような淡々とした演出に比べると、内容があざとい。 |
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