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タイトル名 |
戦場のピアニスト |
レビュワー |
トバモリーさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2004-04-04 13:22:25 |
変更日時 |
2004-04-04 17:01:54 |
レビュー内容 |
戦争(ナチス)という巨大な悪の前では、人は誰しも卑小で無力な存在であることを、この映画で改めて思い知らされた。ホロコーストを生き残った人たちは、「いい人は帰ってこなかった」と戦後口々に語ったそうだが、誰が善で誰が悪であったか、割り切って語れるものではない。災禍に陥った時、正気と理性を失わず「人」としてあるべき行為がとれるか、自分自身が試されている気がし、そのためにも、正視できないような残酷な場面も、目を見開いて観る必要があると感じた。 |
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