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タイトル名 |
十二人の怒れる男(1957) |
レビュワー |
ともともさん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2003-12-14 17:30:59 |
変更日時 |
2003-12-14 17:30:59 |
レビュー内容 |
密室での短い間の出来事。それなのにこれだけ起伏に富んでいて面白く、スタイリッシュですらあるのは、この映画が決して「密室」を描いているわけではないからだと思う。12人は、まさに世の中にいがちな男性の典型を引っ張って来たような顔ぶれ。人が人を殺すという、この世で最も深い罪。そして、人が人を罰することが可能なのかという、永遠のテーマ。密室でいながら、実はこれ、広い広い世界について描いているのではなかろうか。この脚本を書いた人の鋭い観察眼と、それを生かしたキャストとカメラワークに、ただただ感嘆するばかりです。名画! |
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