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タイトル名 |
マイケル・コリンズ |
レビュワー |
ともともさん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2004-01-06 23:30:08 |
変更日時 |
2004-01-06 23:30:08 |
レビュー内容 |
暗く重いテーマゆえに、退屈になりがちな本作を、さすがニール・ジョーダンの豊かなカメラワークと適材適所な音楽でエンターテイメントとしても楽しめる作品に仕上げていており、長い上映時間も気にならなかった。確かに監督の主義主張が薄く、ただ事実をなぞっただけという感が強いが、それがかえって、歴史教科書的に有名なデ・ヴァレラではなく(本国では有名人なのかもしれませんが)、マイナーなマイケル・コリンズを、監督が深く尊敬していることが伺えて、好感が持てた。俳優陣も豪華で、リーアム・ニーソンのガタイのデカさが、粗暴さと優しさと強い信念を持つマイケル・コリンズによく似合っていたし、所々で花咲くようなジュリア・ロバーツの笑顔が、緊張の連続の物語の中、なごませてくれた。映画としてとても成功している作品だと思う。 |
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