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タイトル名 |
君の涙 ドナウに流れ ハンガリー1956 |
レビュワー |
Oliasさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2014-03-26 00:39:04 |
変更日時 |
2014-03-26 00:39:04 |
レビュー内容 |
水球と反弾圧闘争なんてどうやって関わるのかと思っていたら、何とそれが1つの映画の中で上手く融合している。まず、主人公が割と軽いノリ(というか女の子目当て)で闘争に加わっていく(最初は何も考えていない)のが、何とも現実感があって良い。しかしそれも段々と陰惨な色彩を帯びていき、遂に手を下して敵を殺めるに至ってしまう。それと並行して分かりやすく描かれる、ハンガリー「動乱」。しかも、水球は導入部だけのための存在かと思ったら、きちんと終幕ではそこに回帰する。軍事侵略直後にオリンピックで直接対決なんて出来すぎな展開、実際にあったんですね。テーマ性からいっても、そこに向けられた関係者の熱意という点からいっても、後世に残されるべき作品。 |
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