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タイトル名 |
デュラン・デュラン:アンステージド |
レビュワー |
Oliasさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2020-09-02 01:53:27 |
変更日時 |
2020-09-02 01:54:46 |
レビュー内容 |
デュランというバンドは、90年代中盤くらいの時点ですでに、「何とまだ頑張って活動してます!」みたいな捉えられ方をしていたのです。そこから20年経ってもまだ健在です。彼らもまた「怪物」の1つです。●というわけで勇んで見てしまうわけですが、見た人は誰でも10秒で分かるとおり、デヴィッド・リンチがグシャグシャにかぶせて崩しまくった特殊映像があまりにも酷すぎる。メンバーのステージの姿を邪魔しまくっている上に、それ自体に何の表現の意味があるのかも分からないという、最悪の手法。●そんなわけで映像面では躊躇なく0点なのですが、"Planet Earth"とか"Notorious"とか"Hungry Like The Wolf"とかが炸裂してしまうとつい体が反応してしまうので、点数はその辺に対して。他方で、セットリスト全体はむしろ近時の曲中心であり、懐メロヒットパレードになっていないところも良い。●個々のメンバーで見ると、サイモンはすっかり熊親父になってしまったのに、一声発すれば昔のとおりのチャラチャラ声(褒め言葉)なのは偉い。ジョンは渋いミドルになりましたねー、かつて一番嬌声を浴びていたのはこの人なのですが。ロジャーはほぼ違和感がないのですが、昔から老け顔だったのかな。そして「元祖男性版クール・ビューティー」のニック・ローズは、顔に皺は刻みつけられても、やはりキザ道を貫いておられます。 |
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