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タイトル名 |
キネマの神様 |
レビュワー |
Oliasさん |
点数 |
1点 |
投稿日時 |
2023-04-05 02:19:45 |
変更日時 |
2023-04-06 00:52:40 |
レビュー内容 |
松竹100周年ということで、映画愛みたいなものをテーマにしたったんでしょうけど、タイトルからも連想する「キネマの天地」のレベルにすら遠く及んでいませんでした。人格設定も演技も演出も、すべてが安直で、練った気配がありません。●しかもこの作品には核爆弾級のギャグがあって、食堂でリリー・フランキー達が映画談義をするシーン、自信満々に「その台詞は邪魔」「脚本は10のところを7で止める」などと言い放っている。いや、この作品自体が、邪魔な台詞ばっかりで、10のところを100くらい喋らせてるでしょ。さらに、孫と祖父が脚本を作るシーンで、孫が「クライマックスにその台詞はストレートすぎる」などと言っちゃってますが、まさにストレートな台詞ばかりで構成されているこの脚本の中で、一体何を言っている(言わせている)のでしょうか。脚本家が自分で書いていることの意味を分かっていないのか、分かっていてあえてやっている(あるいは、せざるをえなかった)のか、謎は尽きないところですが、この脚本のレベルの前には、真相はどうでもいいです。●往年の名女優の役名が桂園子というのも、絶対に園井恵子のもじりなんでしょうけど、こういった中途半端なレスペクトもどきにも腹が立ちます。 |
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