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タイトル名 |
ヒッチハイク(1976) |
レビュワー |
Oliasさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2020-05-30 00:04:22 |
変更日時 |
2020-05-30 00:04:22 |
レビュー内容 |
あらすじからは「善良な夫婦がたまたま出会った暴力ヒッチハイカーに制圧されさんざん理不尽な目に遭わされる」みたいな展開を期待(?)していたのですが、まあ何というか、随分呑気というか、のんびりしてるというか。まず、そもそも元の段階で夫が十分に妻に対して理不尽であるため、むしろその関係性を揺さぶるヒッチハイカー、もとい強盗犯が、ある種の正義の味方ででもあるかのように見えてしまいます。また、夫と強盗犯が途中で執筆をめぐって半ば意気投合みたいな雰囲気になるのですが、これも、ストックホルム症候群ならではの哀しさというよりも、むしろもともとこの2人に波長の共鳴性があったようにしか見えません。まあ、途中でいきなり割って入って、しかも返す刀で退場させられる共犯2人組など、流れを単調にしない工夫はされているので、緊張を続けながら見ることはできます。ただそれでも、脱出後はかなりダラダラしていたような・・・あの爺さんとか不良4人組とか、いる? |
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