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タイトル名 |
県警対組織暴力 |
レビュワー |
Oliasさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2023-05-02 00:34:26 |
変更日時 |
2023-05-02 00:34:26 |
レビュー内容 |
冒頭、ヤクザ以上にヤクザな菅原文太の刑事(取り締まるどころか、「さっさと殴り込みに行け!!」などと言って通用するのはこの人だけです)。さらには、ヤクザと交渉して(というか「相談を受けて」)誰を身代わり出頭させるかまで指南してしまう。一方で、川谷さんを一躍有名にした、取調室暴行シーン。と、前半ですでにお腹いっぱいでした。どちらかといえば、自然発生的に謎の熱量が炸裂していた「仁義なき~」よりも、むしろ制作者も出演者も半ば意識してその世界を再現しているっぽい雰囲気はあるのですが、それでもこれはすでに一つの芸術です。●ただ、後半はテンションが下がってしまうのですね。満を持して登場した梅宮さんのエリート警察官(という設定)が、まあ似合わないこと。私は、真面目一辺倒と見せかけておいて、実は中身は文太の役以上にヤクザだった、という展開を期待していたのですが。それ以外にも、終盤はみんなに見せ場を作ろうとして、逆に無理に詰め込みすぎた感じ。 |
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