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タイトル名 |
イヴの総て |
レビュワー |
Oliasさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2007-08-15 23:52:01 |
変更日時 |
2007-08-15 23:52:01 |
レビュー内容 |
冒頭の女優の絶頂としてのイヴと、返す刀で出てくるただの一少女のイヴ。この2つのアン・バクスターの演技を見ただけで内容十分な作品の予感がしてくるのですが、はたして期待通りでした。俳優陣の名演を生かすべく、一つ一つのシークエンスを十分に延ばして、心理戦のやりとりをたっぷり見せてくれるのが嬉しい。中でも印象的だったのは、バスルームに消えたイヴとアディソンのやりとりで、アディソンが(イヴにとって)やばい質問を発するのですが、そのときにバスルームのドアを映すだけで(本人をまったく映さずに!)イヴの内心の動揺を表現していたシーンです。これには痺れました。皮肉と回帰を感じさせる着地部分も、見事に決まっています。 |
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