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タイトル名 |
ローズマリーの赤ちゃん |
レビュワー |
Oliasさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2024-08-15 01:00:51 |
変更日時 |
2024-08-15 01:00:51 |
レビュー内容 |
前半は「隣人侵略モノ」の趣で、同じような押したり引いたりのくだりが繰り返されて、割と単調でもある。本の一件が出てきてから焦点が絞られるのだが、ここでは、単に電話ボックスで電話をするというだけでもあれほどのスリルをもたらしているように、何気ない一風景にこそ怖さが宿っている。そして一番怖かったのは、クライマックス、包丁を手に進入する主人公に、誰も何も動揺せず(1人悲鳴は上げるが)、「ふーん」程度で済ませている、あの光景である。すでに悪魔の下に団結している人たちにとっては、凶器を手にした部外者がいきなり入ってこようが、脅威でもなんでもないのだ。●一方で、私は終盤まで「実は妊娠自体が主人公の妄想だった(周りの人たちは合わせてあげていただけ)」と思いながら見ていたというのは、ここだけの秘密である。そのため、あのラストも、「えっそのまんま?」と逆の意味で驚いてしまった・・・。 |
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