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タイトル名 |
クリムゾン・タイド |
レビュワー |
Oliasさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2007-01-19 09:23:28 |
変更日時 |
2017-05-17 01:34:10 |
レビュー内容 |
そういえば、潜水艦ものってあまり面白いと思った記憶がないなあ・・・。大抵は狭い艦内で右往左往しながら大騒ぎしているだけであって、危険が全部言葉で説明されているし、映像的な面白みも少ないというように感じてしまいます。この作品もそれに含まれはするのですが、中盤手前の敵の魚雷攻撃への対応など、その前の訓練のシークエンスが見事に伏線として決まっている上に、無線と専門用語のやりとりを延々と続ける演出に力が入っていて、ここはかなりスリリングでした。ところが、その後のハックマンとデンゼルの分かりやすい対立によって、一気に底が浅くなってしまいました。あそこはやっぱり、対立を抱えながらも任務遂行との狭間で揺れる心理の綾を続けてくれないと。双方が武装して核兵器があるすぐ横で主導権の取り合いなんて、ほとんどギャグの領域です。 |
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