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タイトル名 |
バスター・キートンの華麗なる一族(キートン半殺し) |
レビュワー |
おっさんさんさんさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2004-12-24 14:49:06 |
変更日時 |
2004-12-24 14:49:06 |
レビュー内容 |
久々に投稿すると、投稿の仕方すら忘れてしまうものであるようだ。恐るべし。 さてさて、キートン映画である。彼の映画はいつ、そして何度観ても面白い。初めて観たときの感動、面白さはさすがに感じられないが、普通に観ても楽しめるし、新たな発見をすることもある。私のお気に入りのシーンは、なんといっても「家族の集合写真」のシーンである。あのシーンでは、あまりの馬鹿馬鹿しさに腹を抱えて笑ってしまった。あれは多くの人に是非観てもらいたいシーンである。ところで、1922年というとおよそ80年前である。そんな前に作られた映画が、我々を笑わせる。よくよく考えるとすごいことである。笑いはいつの時代も不変なのだ、ということを痛感させられる。この映画で発見したキートンのすごさ、それは、「喜劇」だけではなく「映画」としてのレベルの高さである。「蒲田行進曲」よろしく、キートンが階段落ちをするシーンがあるが、あのあたりのシーンを観ていると、それがよく分かる。このシーンでは、カメラが引いて撮っていることが多い。これは、アクロバティックなキートン映画を漏れなく撮ろうとした結果こうなったものと思われる。演技であれこれ挑戦しているキートンは、こういうところでもきちんと挑戦している。やはりキートンは尊敬に値する監督であり、俳優である。 |
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