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タイトル名 |
ジャイアンツ |
レビュワー |
へちょちょさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2006-04-15 01:53:33 |
変更日時 |
2006-04-15 01:53:33 |
レビュー内容 |
本作でジョージ・スティーヴンスが見せる悠々たる大河ドラマ演出に、昨今の●HK大河ドラマ制作スタッフは括目せよ!と声を大にして言いたい。二流の大根アクターに過ぎないロック・ハドソンが(ジョーダン役で)かくも輝きえたのはスティーヴンスの非凡なディレクションの賜物である。彼(ハドソン)が後にAIDS感染をカミングアウトして死去するまで本作以外コレといった代表作も名作も無いのが何よりの証拠!レズリー役のリズ・孤独な牧童ジェット役のジミーとも持ち味を遺憾無くフルに発揮しており、キャストのアンサンブルも(前半は)ほぼ完璧と言えよう。難点は…強いて挙げるとすれば、後半の主役3人は(チャチい)老けメイクではなくて年齢相応な熟年俳優でダブルキャスティングにしてくれてたならなぁ。文句無し10点満点だったんだけど。あと、ジェットの当て馬にされるキーパーソンにしてはラズ二世役にキャロル・ベイカーじゃチト弱いってか荷が重い。2点マイナス。余談ながら個人的に作中で最も印象的な場面は、幼いラズ二世がペドロと名付け可愛がっていた七面鳥がクリスマスで丸焼きターキーと変わり果てたのを見て「これがペドロ?」と泣きじゃくるトコロ。ジェットがオイルにまみれながら石油を掘り当てるシーンとか他にも名場面には事欠かない本作で何故選りに選ってそのどうでもいいシーン??とお思いでしょうが、本人にも何故かはよく分からない。とにかく強烈に印象に残ってしまったんだから仕方ないとですw。 |
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