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タイトル名 |
おとうと(1960) |
レビュワー |
へちょちょさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2002-12-30 04:13:54 |
変更日時 |
2002-12-30 04:13:54 |
レビュー内容 |
幸田文の原作も良いが、市川崑の演出が又素晴らしい文芸映画のお手本ともいうべき傑作。しかし、本作最大の功労者はセピア色の見事な色彩処理を見せた天才カメラマン宮川一夫だろう。グレた弟に川口浩てのはどうでもいいが、矢張り健気な姉を演じる若き岸恵子は可憐だし、両親を演じた森雅之と田中絹代は渋い存在感で脇をガッチリ固めており絶品。リメイク版の浅茅陽子・郷ひろみヴァージョンは…敢えて言おう、「カス」であると! |
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