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タイトル名 |
大菩薩峠(1957) |
レビュワー |
鱗歌さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2011-08-07 14:54:00 |
変更日時 |
2011-08-07 18:51:32 |
レビュー内容 |
さすらいの剣豪・机龍之助と、兄の復讐を誓い彼を追う青年・兵馬。ってことなんでしょうけど、どうも要領を得ない。というのも、何だか短編作品の積み重ねみたいなコマ切れの構成で、どうしても流れが滞ってしまうのです。正直、千恵蔵が演じる龍之助は、虚無的な感じというよりは、ただのグータラ親父に見えてしまい、いまいちキャラがつかめないままに勝手にノイローゼ気味になってしまうのは、どうもいただけない。しかしそれでも、クライマックスではついに2人が邂逅し、戦うべき2人の運命が強く印象付けられて、次作へと繋がります。実際、イイ感じに盛り上がったところで終わっちゃうんです。第二部を乞うご期待、ってな訳ですね。 |
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