みんなのシネマレビュー
ジャッカー - 鱗歌さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 ジャッカー
レビュワー 鱗歌さん
点数 8点
投稿日時 2013-01-06 16:04:18
変更日時 2013-01-08 21:55:06
レビュー内容
本作、公開時に雑誌の「今月の封切り作品」コーナーで紹介されてたのを読んで、妙に気になってたものの観る機会が無いまま二十数年、このたびツタヤの発掘良品コーナーにてようやく出会えました。その感慨を差し引いても、この作品、面白いです。難点は、夜の自動車内でのやりとりを中心としたこの作品、窓外の景色の描写を手抜きして、クルマが走っているのやら殆ど止まりかけているのやらよくわからんシーンがあることですね(窓外に微妙な光の点が微妙な速度で流れている…)。物語の背景など、余計な説明は一切省略し、衝撃的な幕開けから、夜の道をひた走る車の中を舞台に、犯人2人と人質の少年、3人の間の危ういバランス関係にとことん主眼を置いて描かれており、緊張感のある作品になってます。物語のスパイスとして途中、警官など、3人以外の人間も登場しはするものの、中心は3人の間に働く力学。一見、短絡的暴力的で一番アブナそうな犯人役のアダム・ボールドウィン。冷静で話が通じそうながら、いざとなると実はコイツが一番冷酷でアブナイかも知れない、もう一人の犯人役、ロイ・シャイダー。しかし非力でベソかいて何とも弱々しい存在のようでいて、実は最も何をしでかすかわかならいコワい存在、それが、子供、なんですね。だから、「いたいけな少年は、凶悪犯たちの手から無事助かるのか」というサスペンス映画だと思って観始めたら、最終的にはバカな大人が身につまされるような作品でもあるのです。実際、子供にゃ、かなわない。ラストでも物語の背景はサッパリ明らかにされない代わりに、子供が「まだたったの9歳だった」ことだけが明らかにされる、こんなに気の利いた、しかし考えようによっては残酷なラストも、珍しいのでは。
鱗歌 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-12-01ツォツィ76.28点
2024-11-30ザ・リング75.13点
2024-11-30グラディエーターII 英雄を呼ぶ声76.40点
2024-11-24犯罪王リコ87.50点
2024-11-23まむしの兄弟 二人合わせて30犯88.00点
2024-11-23がんばれ!!タブチくん!! あゝツッパリ人生74.42点
2024-11-23ザッツ・エンタテインメントPART277.66点
2024-11-23LOOPER/ルーパー65.93点
2024-11-17導火線 FLASH POINT56.42点
2024-11-17スプライス65.08点
ジャッカーのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS