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タイトル名 |
星空の用心棒 |
レビュワー |
鱗歌さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2010-10-20 22:34:37 |
変更日時 |
2013-03-20 11:59:01 |
レビュー内容 |
無実の罪でタイホされ奴隷となっていた(?)ジュリアーノ・ジェンマ扮する主人公が、脱走し、父の敵をうつ。というオハナシ、らしいのだけど、なーんだか行き当たりばったりの展開、基本的に結果オーライ、なもんで、“将軍”でなくともつい「何がしたいんじゃアホ」と言いたくなる。しょーもないところではちゃんと危機を予見して手を打ってたりするんだけど、でも、「後で自分がリンチにあう」ことを予見して、本当にそのまんまリンチにあって、得意そうな顔されても、なあ。主人公が何をしたいのか(一体自分の行動のどこに勝算を感じているのか)よくわからないので、よくわからないままオハナシは進行するけれど、ラストは唐突に大銃撃戦となって、そこそこ盛り上がります。 【2013/3/20追記】明日あたり一部地域でテレビで放送するみたいなので(笑)何となく再見したのですが、この映画、絶対カッチョよいですよね。大胆なロングショットと言い、絞首刑の前の緊迫感からいきなり銃撃戦に流れ込むクライマックスと言い(ジェンマが酒場に飛び込んで敵2人を撃ち倒すシーンのカメラは表彰モノ。遠方の敵を隙間から狙うシーンもシビレます)。なのにこの映画、どうしてもうひとつ盛り上がらないんでしょうね。多分、敵が多すぎるんですね。登場人物、一部を除いて敵ばっかし。あと、父を殺され自らも無実の身で囚われていた、という設定と、その後の主人公の軽すぎる行動とのギャップが、映画の最後まで全く埋まる気配が無い、というのも、ちょっとついていけない点ではあります。ま、とりあえずカッチョ良さには事欠かない映画、6点→7点に変更させていただきました。 |
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