|
タイトル名 |
ドリラー・キラー |
レビュワー |
鱗歌さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2021-11-28 23:03:19 |
変更日時 |
2021-11-28 23:03:19 |
レビュー内容 |
「ミニシアター系」と「グラインドハウス系」とには、本質的な違いなんてあるんだろうか? どこにその境界があるんだろう? と思ってたら、どうやらこの作品が、両者の境界だったみたいです。ハイ。 いかにもお金がありません、という安っぽさは拭うべくもないのですが、主人公のイライラ感が映画全体に蔓延していく様、壁の絵にニラまれるようなヤな感じ、とにかく執拗さようなものがひたすら作品を貫いていて。 殺戮に用いられる凶器が、ドリルとは行ってもいかにもお手軽なハンディタイプ。チェーンソーを振り回してた誰かさんと比べるといささか迫力不足で、ドリラーキラーと言うよりもDIYキラーと言ったところですが、またそれが不気味さにもなって、凶器が狂気へと変貌する。 ラストの意表をつく演出なども、不気味さ全開です。 |
|
鱗歌 さんの 最近のクチコミ・感想
ドリラー・キラーのレビュー一覧を見る
|