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タイトル名 |
スターリングラード(2001) |
レビュワー |
鱗歌さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2005-10-19 23:40:23 |
変更日時 |
2005-10-19 23:40:23 |
レビュー内容 |
燃える対岸の街に向かう船の中で、敵の攻撃に無力に晒される兵士たち。そのひとり、ジュード・ロウ扮する主人公の顔は、恐怖に引き攣るでもなく、ボーゼンと無表情、これがかえって戦争の恐怖を如実に伝えています。そして上陸し、武器も渡されずにフラフラと歩く彼のボーゼンとした顔から、砲撃音とともにカメラが振り向けば、そこは辺り一面が破壊と暴力に満ちた戦場、もはや逃げ場は無い。まさに壮絶なる一瞬です(戦闘シーンの迫力は『セブン・イヤーズ・イン・チベット』と大違いですな、ははは)。でまあ、そっから先のメインストーリーは、ヒーロー対決ものとしてサクサク楽しめてしまうわけで、「オネーチャンとイチャイチャしてるひまがあったら、もうちょっと映画で描くべきことがないのかよ~」とツッコミつつも、「ジュード・ロウがんばれ~、エド・ハリスもがんばれ~」と、ついつい力が入ってしまうのでありました。 |
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