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タイトル名 |
フランケンウィニー(2012) |
レビュワー |
鱗歌さん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2013-10-05 11:54:58 |
変更日時 |
2013-10-05 11:55:25 |
レビュー内容 |
またまた風車小屋燃やしますか、燃やさなあきまへんか。律義ですねえ(笑)。秘密の実験により、死んだ愛犬を蘇らせてしまった少年、本来であれば、世間から隠れ、追いやられ、つまはじきにされる少年と犬の姿をもっと中心的に描いてしかるべき作品なんでしょうが、途中から完全に違う方向に暴走しちゃって、とってもイイ感じ。怪奇映画であると同時に、少年と犬の冒険物語の要素が、大きく膨らんでます。しかし、ただ暴走している訳じゃなくって、死んだ者を蘇らせるという禁断の行為を、それを戯れに行ってしまった友人たちに関しては否定的に描くための、大暴走クライマックスな訳で、これに対比する形で、主人公の少年のペットに対する愛が肯定的にクローズアップされる。ま、正直、あの犬の造形に関しては、ボンレスハムの類に見えて仕方ないんですけれども。しかし、見事すぎる人形アニメ技術。ここまでくると単に感心しててよいものやら、人形アニメ「らしさ」って一体何だろう、と戸惑いも感じます。昔の、多少ギクシャクしていたストップモーションアニメが懐かしくもあり。本作で、一部(背景の脇役などに)いくぶんギクシャクした動きが見られるのは、あるいは意図的なものなのかも知れないなあ、などと思ったりもします。 |
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